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シルクロードステークス2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは中京競馬場で行われる芝1200m戦。

今年も昨年に続き中京開催となっています。

昨年こそ上位人気馬独占でしたが、過去10年で5番人気以外の穴馬13頭中8頭が二桁人気馬というような波乱傾向のレース。

昨年だけ堅かったのは中京開催だったからなのか、たまたまなのかわかりませんが、ハンデ戦である以上狙っていくしかありません。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

今年も中京開催ということで過去レースのデータは殆どありません。

ということで今回はBコース替わり初週で行われた昨年のシルクロードステークスと2016年以降Bコース替わり初週で行われた高松宮記念をサンプルデータとして使用します。

以下がその脚質傾向です。

 

 

これを見ると馬券になっているのはほぼ先行と差し馬だけ。

ちなみに昨年のシルクロードステークスの5着馬までの4角位置を調べてみると、1着から順に9・4・4・9・3番手で前過ぎず後ろ過ぎずです。

そこで上記のサンプルレース計7レースで、先行・差しで圏内に入った20頭を見てみると、前走4角10番手以下だった馬は4頭います。

*前走海外組は直近の国内戦を対象

ただこの4頭には言い訳できる部分があって…

2021年 シヴァージ (福永騎手初騎乗で脚質転換)
2018年 レッツゴードンキ (前走デビュー以来2回目のダート戦)
2016年 ビッグアーサー(前走京都のシルクロードSで大外枠)

2016年 アルビアーノ (前走大外枠で出遅れ)

ここから考えるとやはり理想は…

 

① 前走4角9番手以内

 

最低でもこれくらいの条件を満たす馬が理想です。

この条件に該当する馬は

 

カレンモエ
サヴォワールエメ
ショウナンバビアナ
ビアンフェ
マイスタイル
マイネルアルケミー
メイケイエール
レジェーロ
レッドアンシェル

 

以上9頭です。

除外対象馬は入っていません。

上位人気の一角であるジャンダルムですが、鋭い追い込みが武器の馬。

あの鋭い末脚は魅力ですが、脚質的にはこのレースとは合わないと思います。

2・3着狙いなら買ってもいいが、1着狙いとなると…あとは土曜の馬場次第。

 


枠順傾向データ 」

枠順傾向も脚質傾向と同じく、昨年のシルクロードステークスと2016年以降Bコース替わり初週で行われた高松宮記念をサンプルデータとして使用します。

以下がその傾向です。

 

 

これを見ると9番ゲート以降から好走率が下がっていることが分かります。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると明らかに外枠不利。

16番ゲートから唯一好走したのは2020年の高松宮記念でどの馬も逃げずに楽逃げしたモズスーパーフレアです。

 

全体傾向も加味して考えると

 

1~9番ゲート有利

 

と判断します。

ただ昨年のこのレースは外差し馬場でした。

一応土曜の馬場を確認しておいた方が良いでしょう。

 


血統傾向データ 」

血統傾向でもまたまたシルクロードステークスと高松宮記念のデータを使用します。

2017年以降の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ミスプロ系
・ストームキャット系(大系統ノーザンダンサー系)

です。

高松宮記念ではミスプロ系が強いですが、昨年のシルクロードステークスではノーザンダンサー系の1・2着。

但しこの2頭はノーザンダンサー系の中でもストームキャット系に部類します。

2019年のミスターメロディも同じくストームキャット系でした。

 

今回の該当馬は

 

カレンモエ
トウショウピスト
ホープフルサイン
マイネルアルケミー
ミッキーワイルド

 

以上5頭です。

一応5頭残りましたが、馬柱を見る限りカレンモエくらいしか買えないかな。

それに今年は父サンデーサイレンス系の登録馬がかなりいるので、さすがに1頭以上は絡むと思います。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 7歳以下
② 斤量55キロ以上
 前走スプリンターズS 又は OPクラス以上の関西圏のレースに出走
④ 前走芝1200~1400m
⑤ 前走スプリンターズSで6番人気以内or3着以内 又は その他路線で5着以内

 

この条件で毎年必ず好走馬が出ています。

想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

カレンモエ
ジャンダルム

 

以上2頭です。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 斤量53キロ以上
② 前走関西圏のレースに出走
③ 前走距離芝1200~1400m
④ 前走5着以内or5番人気以内 

 

穴馬が来なかった昨年を除く9年中8年でこの条件が該当します。

想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

タイセイアベニール
ナランフレグ
マイスタイル

 

以上3頭です。

除外対象馬は入れていません。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は2012年以降の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,3%です。

 

・7歳以上(0・0・2・45)複勝率4,3%
・斤量52キロ以下(0・0・0・7)複勝率0%
・前走間隔中10週以上(0・0・1・23)複勝率4,1%
・前走敗戦馬の着差1,3秒以上(0・0・0・9)複勝率0%
・前走から斤量増(0・1・0・20)複勝率4,8%
・前走馬体重445キロ以下・511キロ以上(0・0・0・20)複勝率0%
・前走G1出走馬(0・0・0・9)複勝率0%
・前走距離1600m以上(0・0・0・7)複勝率0%
・前走関西圏以外の出走馬(0・0・1・33)複勝率2,9%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

サヴォワールエメ
ホープフルサイン

 

以上2頭です。

 


最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(A)(B)☟


中央競馬ランキング

他にも穴馬候補が数頭いるので最終的に枠順次第になるが、現時点ではこの2頭を選びます。

 

(A) ?????

4走前から馬が一変して連続好走していた。

前走はファストフォース相手に競りかけるちょっと強引すぎる競馬で惨敗。

ファストフォース以外の4着馬まではほぼ追い込み馬で決着するような展開で仕方なし。

今回は鞍上も乗り替わり程よい配置で競馬をしてくれそう。

また項目がかなり多かったデスデータを突破している馬でもあるので、その点でも評価している。

 

(B) ナランフレグ

同コース成績(1・2・0・1)複勝率75%でこのコースを得意としている。

現在OPクラス連続連対中で勢いに乗っているところ。

展開待ちの馬ではあるが、穴馬消去法で残った数少ない馬の1頭。

土曜が余程の前残り馬場でもなければ狙ってみたい。

 


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