このレースは京都競馬場で行われる芝2400m戦。
3年振りの京都開催となります。
近5年で見ると4番人気以内決着が3回で、残り2回は3連単10万馬券・100万馬券が出ています。
荒れる時と荒れない時の差が激しく、中波乱くらいを狙っている自分にとっては難しいレースです。
今年こそソコソコ荒れくらいで来てくれませんかね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2013年以降の阪神開催を除く過去8年分の脚質傾向です。
これを見ると先行馬の複勝率が良いですが、それ以外の脚質では優劣がつけにくい。
そこで前走海外遠征馬と地方出走馬を除く前走脚質を見てみると…
① 前走G1出走馬以外は上り1位
② 前走G1出走馬は前走4角8番手以内
①は前走上り2位以下複勝率5,8％に対して、前走上り1位複勝率は50％。
②は前走4角9番手以下が複勝率20,0％に対して、前走4角8番手以内が複勝率は50,0％。
G1出走馬とそれ以外で分けないと好走率の高い条件は見つけられませんでした。
この条件に該当する馬は
アイアンバローズ
インプレス
ディープボンド
ブローザホーン
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2013年以降の阪神開催を除く過去8年分の枠順傾向です。
これを見ると7番ゲート以内で7勝、複勝率では10番ゲート以内くらいまでが比較的高め。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると11番ゲート以降からは好走馬1頭。
やはり外枠は割引で考えた方が良さそうですね。
上記のデータを考慮して
1～10番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の血統傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ハービンジャー
又は
・トニービン内包馬
です。
ちなみに阪神開催の2021年にもディープインパクト産駒とトニービン内包馬が1頭づつ好走しています。
今回の該当馬は
ゼーゲン
ヒンドゥタイムズ
ビッグリボン
プラダリア
ボッケリーニ
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の阪神開催を除く過去8年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 前走距離2000m以上
③ 前走G1で5番人気以内
④ 前走G2クラス以下で3着以内 且つ 上り1位
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①②＋③or④に該当する馬は
ディープボンド
ブローザホーン
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離2000ｍ以上
② 前走G1出走馬
③ 5歳以下で前走3着以内 or 上り3位以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①＋②or③に該当する馬は
アイアンバローズ
インプレス
ビッグリボン
ヴェラアズール
以上4頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,8%です。
・関東馬(0・0・0・11)複勝率0%
・牝馬(0・0・0・10)複勝率0%
・前走間隔4週以内(0・0・0・8)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く8着以下(0・0・0・31)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差2,5秒以上(0・0・0・13)複勝率0%
・前走馬体重469キロ以下(0・0・1・25)複勝率3,8%
・前走脚質逃げ・マクリ(0・0・0・7)複勝率0%
・前走距離2000～3200ｍ以外(0・0・0・14)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
インプレス
ヴェラアズール
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)
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(C) ？？？？？
現時点の実績を考えると今回のメンバー相手では格的に劣る。
距離も一気に延長でどうだろう。
ただ全兄にキセキがいるように距離が伸びた方が更に良くなる可能性も否定できない。
近走成績からも更に成長してくる可能性もある。
未知な部分が多いが逆にそれが魅力ですね。
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