このレースは阪神競馬場で行われる芝1600m戦。
毎年のように登録馬が少ないですが、今年も同じく少頭数は確実。
そんな中でダノンタッチダウンという断然人気になりそうな馬が1頭いますが、今年の2歳重賞の1番人気の成績は(1・1・0・6)という状態。
たとえ少頭数でも波乱も考えた馬券を組みたいですね。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が阪神開催になってからの過去2年の脚質傾向です。
これを見ると圏内馬6頭は全て上り2位以内です。
そこで6頭の前走を調べてみると6頭全てが…
① 前走上り2位以内
② 前走5着以内
この条件に該当する馬は
オールパルフェ
クルゼイロドスル
ダノンタッチダウン
フォーサイドナイン
以上4頭です。
緩い条件の割には4頭しか残りませんでした。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去2年の枠順傾向です。
これを見ると近2年は7・8頭立てだったので傾向は特にない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても同じですね。
今年も登録馬11頭となると枠順は気にしなくて良いでしょう。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
今回の種牡馬を見ると新種牡馬が多すぎて、過去の傾向と照らし合わせても推奨できる馬がいない。
よって今回は京都開催時を含めた過去5年の傾向を見ていきます。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
母父に
・ミスプロ系
です。
今年はダイワメジャー産駒もディープインパクト産駒も出走馬はいませんが、京都開催時も阪神開催時も共通して言えるのは母父ミスプロ系の複勝率の高さです。
2020・2021年の阪神開催時の母父ミスプロ系の複勝率は50,0%。
2017~2019年の京都開催時の母父ミスプロ系の複勝率は55,6%。
デイリー杯2歳ステークスというレース単体で見ると母父ミスプロ系は要注意ですね。
今回の該当馬は
オールパルフェ
クルゼイロドスル
トーセントラム
以上3頭です。
「 消去法データ 」
消去法は開催時期が変わった2014年以降の過去8年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走3番人気以内で1着
② 前走上り2位以内
想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
クルゼイロドスル
ダノンタッチダウン
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走1勝クラス以上出走馬は5着以内 且つ 上り2位以内 or 4角2番手以内
② 前走新馬・未勝利組は3番人気以内で1着 且つ 上り2位以内 or 4角2番手以内
想定5番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
オールパルフェ
ショーモン
フォーサイドナイン
以上3頭です。
何故か1勝クラスからの好走馬は1頭も出ていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去8年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は17,8%です。
・前走6着以下(0・0・0・11)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0.9秒以上(0・0・0・9)複勝率0%
・前走7番人気以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走馬体重432~480キロ以外(0・0・0・10)複勝率0%
・前走新馬・未勝利・OPクラス以外(0・0・0・13)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
オールパルフェ
フォーサイドナイン
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)☟
(C) ?????
脚質・血統・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
新馬戦では離された2着だったが、相手はサウジアラビアロイヤルカップで断然の1番人気だったノッキングポイント。
そして次走は大楽勝。
今回のメンバーを見ると同型もいなく、この馬の競馬が出来そうなのでチャンス十分でしょう。
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