このレースは小倉競馬場で行われる芝1200m戦。
二桁人気馬が10年中4年激走していて、昨年も3連単で30万円以上つきました。
ただ今年は10頭立てで頭数も少なくビッグドリームもかなり強そう。
昨年のような波乱はまではあるだろうか？
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると先行馬が7勝挙げていて複勝率も優秀。
逆に逃げ馬はイマイチ。
そして上り2位以内の馬も良いですね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り3位以内
② 前走脚質逃げ・先行
この条件で圏内馬30頭中25頭が該当。
ここから更に好走条件を積み重ねていくと…
③ キャリア3戦以内
④ 前走1着
⑤ 前走4番人気以内
⑥ 前走から斤量3キロ増以上馬以外
⑦ 前走距離1200m
この条件で(9・8・7・30)複勝率44,4％になります。
ただこれでは対象馬が多すぎるので、更に絞ると…
⑧ 前走OPクラス
この条件①～⑧で(2・1・1・2)複勝率66,6％になります。
この条件に該当する馬は
テイエムチュララン
以上1頭です。
ただこの馬は逃げ馬なんですよね。
前走逃げでも構わないが、本番で逃げた馬は成績が悪い。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬が10番ゲート以内で9勝挙げています。
ただ外枠の複勝率も悪くはない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると8番ゲート以降に好走馬が多く集まっています。
全体傾向なら勝ち馬の多い10番ゲート以内で、穴馬なら8番ゲート以降。
迷いますね…
そこで近5年で調べてみると全体傾向では…
8番ゲート以降が好成績。
5番人気以下限定だと…
更に顕著に8番ゲート以降有利。
上記のデータを考慮して
8番ゲート以降有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ミッキーアイル
・ロードカナロア
・ダイワメジャー
・ダンチヒ内包種牡馬
又は
父or父母父or母父or母母父に
・ストームキャット系
です。
上記の条件で15頭中14頭が該当。
昨年はダンチヒ内包種牡馬が2頭圏内に来ています。
今回の該当馬は
アスクワンタイム
ドナヴィーナス
パッシングシャワー
ビッグドリーム
フォルテローザ
ミルテンベルク
メイプルギャング
以上7頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走小倉・中京・阪神開催出走馬
② 前走3番人気以内で1着
③ 前走上り3位以内 且つ 4角3番手以内
現時点の予想オッズを見ると5強構成です。
よって5番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アスクワンタイム
キャンシーエンゼル
パッシングシャワー
ミルテンベルク
以上4頭です。
唯一消えたのは前走福島開催出走で1番人気想定のビッグドリーム。
過去10年の4番人気以内馬で小倉・中京・阪神経由以外から出走してきた馬は1頭しかいません。
関西馬なので問題ないかもしれませんが、イレギュラーであることに変わりはありません。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1200m
② 前走上り2位以内 or 4角2番手以内
③ 前走新馬戦組は1着
④ 前走未勝利戦組は1番人気で1着
⑤ 前走OPクラス以上組は4着以内
現時点の予想オッズを見ると5強構成です。
よって6番人気以下馬を下位人気馬として扱います。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①②＋③or④or⑤に該当する馬は
セイウンデセオ
テイエムチュララン
ドナヴィーナス
メイプルギャング
以上4頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は12,0%です。
・キャリア3戦以上(0・1・0・28)複勝率3,4%
・前走敗戦馬の着差0,3秒以上(0・0・0・24)複勝率0%
・前走新馬・未勝利で5番人気以下(0・0・1・16)複勝率5,9%
・前走から斤量減・3キロ以上増(0・0・0・12)複勝率0%
・前走距離1200以外(0・0・0・14)複勝率0%
・前走OPクラス出走馬(0・1・0・29)複勝率3,3%
現時点の予想オッズを見ると5強構成です。
よって6番人気以下馬を下位人気馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
ドナヴィーナス
フォルテローザ
メイプルギャング
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)
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(C) ？？？？？
正直使い方が無茶苦茶過ぎて、馬が壊れないだろうかと心配。
また走りもフラフラ走っていて他馬に迷惑をかけそうで心配。
ただそんな走りでもまだ底を見せていないという点は魅力。
まともに走ったらどうなんだろうという期待を込めて推奨馬1頭目に推してみたい。
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