このレースは東京競馬場で行われるダート1600m戦。
昨年は比較的堅く収まりましたが、近5年で3連単100万超えが2回、10万超えが1回とバカ荒れ傾向です。
ただ今年はレモンポップという断然1番人気になりそうな馬がいる。
個人的にもこの馬ではないかと思っているので1着固定で少点数勝負か、2・3着付けも入れて少しでも高配当を狙うかという馬券になるのではないかと思っています。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると差し・追い込みで8勝挙げていて、圏内馬30頭中21頭を占めています。
よってまずは差し・追い込みで圏内に入った21頭を調べてみると、その内16頭が…
① 前走上り5位以内
② 前走OPクラス以上
③ 前走G1出走馬は6着以内、その他は3着以内
④ 前走4角4番手以下
この条件に該当する馬は
ギルデッドミラー
タガノビューティー
デュープロセス
レモンポップ
以上4頭です。
次に複勝率が最も高い先行馬に注目してみると、圏内馬8頭中7頭が…
① 前走4角5番手以内
② 前走5着以内
③ 前走4番人気以内
④ 前走上り6位以内
この条件に該当する馬は
セキフウ
デュードヴァン
ドライスタウト
ブラッティーキッド
レモンポップ
以上5頭です。
＊除外対象馬は入れてません。
セキフウの前走上りは分からないですが、一応3着に入っているくらいなので上り6位以内くらいはありそうという予測で対象馬に入れました。
ただこの馬は本来追い込み馬ですけどね。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると1・2・15・16の複勝率が低めです。
フルゲートの1枠と8枠の成績が悪いですね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
基本的にこのコースはスタートの芝部分の問題で内枠不利が定説ですが、何故か3番ゲートから3頭も好走馬が出ています。
ただそれを除けば好走馬は7番ゲート以降となります。
また外枠が有利なはずですが、好走馬が多く集まっているのは7～13番ゲートです。
色々迷いましたが、全体傾向と穴馬傾向のデータを考慮して
1・２・14・15・16番ゲート不利
と判断します。
ただ好走ゲートを絞るなら7～13番ゲートが良いのではないでしょうか。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ゴールドアリュール
・ミスプロ系
・エーピーインディ系
又は
父・母父・母母父に
・ロベルト系
です。
2018年のナムラミラクル以外の14頭は上記の条件に合致しています。
今回の該当馬は
アシャカトブ
エアスピネル
ケイデンスコール
サンライズノヴァ
ドライスタウト
ハヤブサナンデクン
ブラッティーキッド
レモンポップ
以上8頭です。
＊除外対象馬は入れてません。
「 消去法データ 」
消去法は2012年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1出走馬で4番人気以内で6着以内 且つ 上り5位以内
② 5歳以下の前走3勝クラス以上出走馬で2番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
想定4番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
レモンポップ
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 前走OPクラス以上
③ 前走4着以内 or 7着以内で4番人気以内
④ 前走上り6位以内
⑤ 関西馬
上記の条件で2018年と2012年以外は好走馬が出ています。
想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
デュードヴァン
ドライスタウト
ブラッティーキッド
以上3頭です。
＊除外対象馬は入れてません。
とにかく穴をあけるのは関西馬。
圏内馬30頭で見ても関東馬は2頭しか馬券になっていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は14,4%です。
・関東馬(0・0・0・33)複勝率0%
・8歳以上(0・0・0・6)複勝率0%
・前走間隔18週以上(0・0・0・20)複勝率0%
・前走10着以下(0・0・1・25)複勝率3,8%
・前走敗戦馬の着差2,1秒以上(0・0・0・11)複勝率0%
・前走9番人気以下(0・0・0・25)複勝率0%
・前走馬体重460～530キロ以外(0・0・0・18)複勝率0%
・前走3勝クラス出走馬(0・0・0・11)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
アシャカトブ
デュードヴァン
ハヤブサナンデクン
バスラットレオン
ブラッティーキッド
以上5頭です。
＊除外対象馬は入れてません。
バスラットレオンの扱いは個人的には悩みますね。
ダート重賞ではトップランクに位置するソリストサンダーに海外ダートで先着してしかも勝利。
ただ国内戦では昨年の武蔵野ステークで13着という実績だけに悩みどころです。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)☟
(B) ？？？？？
人気薄の中でもこの馬は面白そう。
脚質傾向・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
近走脚質転換してから成績が上がってきて、更に今回の想定騎手を見ると超大物騎手に乗り替わり。
競馬は騎手だけで勝てるわけではないが、昇り調子の馬にこの騎手が乗るとなるとやっぱり期待してしまいますね。
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