このレースは札幌競馬場で行われる芝1800m戦。
昨年は1番人気ウォーターナビレラが沈み、回収率2000%超えの的中という良い思いをしたレースです。
今年の出走メンバーを見ると混戦模様で、昨年同様に高回収率が狙えそう。
まあそんなに競馬は甘くありませんが、頑張って予想していきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2013年以降の函館開催を除く過去8年の脚質傾向です。
このレースの特徴を考えてみた。
このレースで圏内に入った圏内馬24頭中10頭が前走ヴィクトリアマイル出走馬である。
そしてそのヴィクトリアマイル出走馬の前走脚質はバラバラで、しかも複勝率55,6%もある。
そこで今回の脚質傾向は前走ヴィクトリアマイル出走馬以外に注目する。
それでは前走海外遠征だったディアドラを除く前走ヴィクトリアマイル出走馬以外で好走した15頭の脚質傾向を調べてみると…
① 前走4角2~9番手
② 前走上り3位以下
この条件で好走馬15頭中12頭が該当する。
ここから更に好走率の高い条件を加えると…
③ 前走敗戦馬の着差0,7秒以内
④ 前走間隔5週以上
⑤ 前走馬体重460キロ以上
この条件①~⑤で(3・4・2・7)複勝率56,3%になります。
この条件に該当する馬は
サトノセシル
フィアスプライド
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2013年以降の函館開催を除く過去8年の枠順傾向です。
これを見ると1・2番ゲートで5勝も挙げている。
ただ1・2番ゲート以外は大きな差はないですね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると変わらず1・2番ゲート有利。
そして11番ゲート以降からの穴馬は1頭だけ。
上記のデータを考慮して
1~2番ゲート有利
11番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が札幌開催近5年分の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
・ヴィクトワールピサ
・マンハッタンカフェ
又は
母父に
・ダンチヒ系
です。
上記の4系統で圏内馬15頭中14頭が該当。
特に父ノーザンダンサー系は複勝率75%という驚異的な数字です。
今回の該当馬は
サトノセシル
トーセンローリエ
以上2頭です。
*除外対象馬は入れてません。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1で一桁着順 or 一桁人気
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ドゥーラ
以上1頭です。
非常にシンプルな条件ですが該当馬の殆どはこの条件に該当する。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以下で2着以内 or 2番人気以内 且つ 上り5位以内 or 4角先頭
② 前走マーメイドステークス出走馬
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①+②に該当する馬は
グランスラムアス
ビジン
以上2頭です。
*除外対象馬は入れてません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は14,5%です。
・3歳馬(0・0・0・7)複勝率0%
・前走間隔4~9週以外(1・0・1・43)複勝率4,4%
・前走敗戦馬の着差0,8秒以上(0・1・0・32)複勝率3,0%
・前走馬体重485キロ以上(0・0・0・14)複勝率0%
・前走4角10番手以下(0・0・0・14)複勝率0%
・前走G1出走馬(0・0・0・9)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
フィアスプライド
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
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(A) ?????
穴馬候補ではあるが、多分2頭軸の1頭になると思う。
重賞成績は7戦して掲示板内6回、その内圏内4回、洋芝コース3戦2圏内。
崩れない安定性と洋芝適性がとにかく魅力。
年齢と鞍上で嫌われているようなら逆に狙い目だと思う。
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