このレースは中山競馬場で行われる芝2200m戦。
過去10年で1番人気の複勝率は50%とそこまで信頼性はない。
個人的に注目は2番人気想定のボッケリーニ。
抜けた馬ではないが現在G2・G3なら8戦連続圏内という抜群の安定感がある。
ただ年があけて8歳となったのでそこが悩みどころです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると追い込みは壊滅です。
あまりにも後ろから行く馬は疑った方が良さそう。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走4角9番手以内
やはり前走も同様であまり後方からだと厳しい。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 前走敗戦馬の着差1,4秒以内
③ 前走から斤量同・減
⑤ 前走距離2000・2400・2500・3200・3600m
⑥ 前走間隔5~16週
この条件で(6・8・6・19)複勝率51,3%になります。
この条件に該当する馬は
ボッケリーニ
マイネルウィルトス
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると15番ゲート以降からは好走馬無し。
ただ今年の登録馬は13頭で問題ないか。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると7~12番ゲートに好走馬が多いが、一応内枠からも好走馬は出ている。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
又は
母父に
・ディープインパクト
又は
母父or母母父に
・欧州型ノーザンダンサー系
・ロベルト系
です。
現在4年連続でステイゴールド系が好走中ですが、今年は該当馬無しです。
今回の該当馬は
アドマイヤハレー
チャックネイト
ラーグルフ
以上3頭です。
ラーグルフは父・ロベルト系×母父・欧州型ノーザンダンサー系×母母父・ロベルト系。
勝手なイメージですがいかにもこのレースで走りそうな感じがします。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1出走馬
② 前走2000m戦で5着以内 且つ 4番人気以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
ボッケリーニ
モリアーナ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 5~8歳
② 前走距離芝2000~2500mの重賞出走馬
③ 前走上り5位以内 or 4角8番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
カラテ
シルブロン
ラーグルフ
以上3頭です。
穴馬に関しては5歳以上の前走重賞出走馬が殆どです。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は11,4%です。
・前走敗戦馬の着差1,3秒以上(0・0・0・26)複勝率0%
・前走より斤量2キロ増以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・10)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・1・32)複勝率3,0%
このデスデータを全て突破した馬は
該当馬無し
以上0頭です。
ホウオウリアリティ以外は4項目中3項目突破しています。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A) ?????
日経新春杯の週中推奨穴馬だったが回避してここに回ってきた。
改めてもう一度ここでこの馬を推したい。
日経新春杯の2400mより2200mになるのは良いと思う。
それでも血統から判断するとギリギリという感じもするが、近走の馬柱の汚れ方は明らかにレベルの高すぎるレースに出ているだけかもしれない。
3走前の2400m戦はハーツコンチェルトとコンマ3秒差。
前走の2400m戦はディープボンドとコンマ2秒差。
一応2200mまでの距離実績はあり、近走のメンバーより数段落ちるこのメンバーならもっとやれていいはず。
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