今回は神戸新聞杯2020の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中京競馬場で行われる芝2200m戦。
今年は阪神→中京、距離2000m→2200mと条件が変わっています。
そして何と言っても無敗の2冠馬コントレイルの出走です。
さすがにこの馬には逆らえないので、予想的には残り2席を探す作業になります。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
例年とは全く条件が異なります。
検索条件を中京競馬場改修工事後の芝2200mの18頭立てで500万クラス以上としました。
以下かがその傾向です。
これを見る限り複勝率で大きな差はありません。
追い込み馬でもソコソコの複勝率があり、勝率では先行馬を上回っています。
参考程度ですが、脚質で割引くということは必要ないと思います。
脚質は考えずに展開だけ考えた方が良いかもしれません。
次に血統傾向です。
今回は参考程度なので種牡馬だけに焦点を当てました。
こちらの検索条件は中京競馬場過去5年の芝2200mで500万クラス以上、サンプル数10回以上としました。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
複勝率25%以上ある種牡馬を上記に載せました。
これを見ると全体的にスタミナ寄りの種牡馬が多いようです。
あくまで参考程度なので微妙ですが、3番人気想定のディープボンドはキズナ産駒。
キズナ産駒は今までの活躍を見ても1200~2000mくらいまでがギリギリ。
ディープボンド自身はダービーでも健闘していますが、上記の傾向からするとやや不安はあります。
ちなみにキズナ産駒の複勝率は9,1%でした。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走ダービーで2着以内or2番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
コントレイル
以上1頭です。
この馬には逆らえません。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
近2走のメンバーを考えれば、ここで3着という可能性は十分ありそう。
勝ちきれないが、大きく崩れない堅実駆けタイプの馬というのが一番の買い要素。
先週の重賞勝利で勢いがでてきた鞍上にも期待しています。
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