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アンタレスステークス2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは阪神競馬場で行われるダート1800m戦。

2013年以降は全て8番人気以内の決着で、その内5番人気以降の穴馬が2頭以上絡んだ年は1年だけ。

昨年は少し荒れるかなと期待していたが、1.2.6番人気決着でテーオーケインズの勝利で終わりました。

今年も過度な期待はせず、ソコソコの穴馬から上位人気を絞って少点数で高回収狙いですかね。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が過去10年の脚質傾向です。

 

 

これを見るとまず注目すべきは上り3位以内で9勝挙げているということ。

そこで上り3位以内で勝った9頭の共通点を調べてみるとその内8頭が…

 

① 前走4角4番手以内 且つ 上り3位以内
② 重賞で4着以内 且つ 4番人気以内

 

この条件に該当する馬は…

 

オーヴェルニュ
オメガパフューム
ケイアイパープル

 

以上3頭です。

 

ついで複勝率では断然に高い先行馬に注目しました。

圏内に入った13頭を調べてみるとその内11頭が…

 

① 前走4角3番手以内
② 前走3着内 又は G1出走馬
③ 前走G1出走馬以外は4番人気以内 且つ 上り5位以内

 

この条件に該当する馬は

 

オーヴェルニュ
オメガパフューム
ケイアイパープル
バーデンヴァイラー

 

以上4頭です。

両項目で重複した馬は数頭いますが、その中で想定5番人気以下馬はケイアイパープルだけ。

穴馬としては注目です。

 


枠順傾向データ 」

以下が過去10年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると複勝率では13番ゲート以内の好走率が高い。

また勝ち馬も13番ゲート以内からしか出ていない。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると一昨年までは14番ゲート以降の成績が振るわなかったが、昨年は14番ゲートからロードブレスが3着に入った。

それでもやはり大外枠付近の成績は良いとは言えない。

 

上記のデータを考慮して

 

15番ゲート以降不利

 

と判断します。

要はフルゲートの8枠は割り引きということです。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

・ヴァイスリージェント内包馬
・ダンチヒ内包馬

です。

上記の表ではわからないのでまずヴァイスリージェント内包馬を挙げるとテーオーケインズ・ウェスタールンド・ロンドンタウン・グレイトパール・ミツバ・クインズサターンの6頭。

ダンチヒ内包馬はアナザートゥルース・クリンチャー・グリム・モルトベーネの4頭です。

毎年ミスプロ系の馬が好走していますが、複勝率で見ると際立った成績でもないので、対象馬から外しています。

今回の該当馬は

 

アナザートゥルース
アルーブルト
ウェスタールンド
カデナ
ケイアイパープル
ニューモニュメント
バーデンヴァイラー

 

以上7頭です。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走距離1800m以上
② 前走2着以内or2番人気以内
③ 前走馬体重470キロ以上
④ 前走4角4番手以内

 

この条件で毎年必ず好走馬が出ています。

想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

オーヴェルニュ
グロリアムンディ
バーデンヴァイラー

 

以上3頭です。

ここでオメガパヒュームが消えてしまいました。

前走馬体重458キロでダート馬としては小柄な馬。

地方競馬では抜群の成績たが、中央競馬では不動の地位とまではいかない。

さらに今回の斤量は59キロ。

2年前の平安ステークスではこの斤量を克服して1着に来ていますが当時はまだ5歳。

しかも過去10年で59キロを背負った馬は2頭いますが、共に1着にはなっていない。

圏内という意味では有力だが、1着狙いとなると妙味も考えて嫌ってみたい気もする。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 7歳以下
② 前走重賞組
③ 前走距離1800m以上
④ 前走G3・G2で4着以内 且つ 5番人気以内 又は G1で一桁着順
⑤ 前走4角7番手以内
⑥ 前走馬体重478キロ以上

 

この条件で該当しなかったのは2012年と2016年です。

あまり大荒れするレースではないので、穴馬で狙うなら前走掲示板内に入った馬をチョイスした方が無難かもしれませんね。

 

想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

ケイアイパープル

 

以上1頭です。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は8,3%です。

 

・8歳以上(0・0・0・15)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,6秒以上(0・0・0・25)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・1・32)複勝率3,0%
・前走から斤量減(0・0・0・38)複勝率0%
・前走馬体重477キロ以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・0・11)複勝率0%
・前走距離1700m以下(0・0・0・16)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

ケイアイパープル

 

以上1頭です。

近走の成績が非常に良いのでこの馬しか残りませんでした。

穴馬消去法でも残った馬はこの馬だけ。

本当にこんなに人気がないのかな?

 


最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(A)(B)☟


中央競馬ランキング

(A) ?????

今回面白そうな穴馬候補が何頭もいるが、過去傾向からは買えない8歳以上の馬ばかり。

だからと言って衰えがなく好成績を収めているのであれば簡単に軽視は出来ない。

その高齢馬の中から選ぶとすればこの馬。

もうピークは過ぎたと思えた前走でまさかの激走。

現在4戦連続上り最速で、過去10年このレースの勝ち馬10頭中9頭は上がり3以内。

位置取りが後ろ過ぎるので1着は疑問だが、ペースが流れてくれれば2・3着くらいならチャンスはあるかもしれない。

 

(B) ケイアイパープル

東京大賞典2着のクリンチャーと前走タイム差なしの2着。

脚質・血統・穴馬消去法推奨馬でデスデータ項目唯一の突破馬。

想定オッズのような人気で買えるはずはないとは思うが、それも買い材料がこれだけ揃っている以上、多少旨味が落ちても狙うしかないでしょう。

 


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