このレースは京都競馬場で行われるダート1800m戦。
穴馬の好走が少ないレースで昨年はガチガチ決着。
今年のメンバーを見ると上位勢がなかなか強力。
例年のように波乱は期待できない気もしますが、一応堅い馬券は狙わないつもりです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
今年は中京開催ではなく京都開催なので、2014年以降の同コース重賞みやこステークス6レースと東海ステークス1レースの脚質傾向を参考にしました。
これを見ると逃げ馬と上り6位以下の馬からは好走馬無し。
決め手がモノを言うレースですね。
そこで前走脚質を見てみると意外と共通点が無い。
上り6位以下や追い込み馬も好走している。
そこでもう少し調べてみると…
① 前走上り6位以下の馬は前走3番人気以内の逃げ・先行馬(2・1・2・2)
② 前走上り5位以上の馬は前走5番人気以内の先行・差しでOP・G3クラス(3・3・3・6)
この条件①or②で(5・4・5・8)複勝率63,6%になります。
この条件に該当する馬は
ウィリアムバローズ
オメガギネス
ペプチドナイル
ミッキーヌチバナ
以上4頭です。
前走上り6位以下からの該当馬はいませんでした。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると内外で大きな差はないですね。
フラットでしょうか。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとちょっと傾向が変わってきました。
穴馬9頭中5頭が4番ゲート以内。
そして7番ゲートから2頭。
穴馬に関しては内枠が良いように思えます。
上記のデータを考慮して
5番人気以下の穴馬限定で1~7番ゲート有利
と判断します。
穴馬で狙うなら内枠ですかね。
「 血統傾向データ 」
血統傾向は2016年以降の京都開催同コース重賞のみやこステークス4レースと東海ステークス1レースを参考にしました。
5年分の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
・ナスルーラ系
・ネオユニヴァース
です。
殆どがノーザンダンサー系かナスルーラ系です。
複勝率もサンデーサイレンス系やミスプロ系と比べてもトリプルスコア以上。
ただ今年はナスルーラ系の出走馬はいません。
今回の該当馬は
オメガギネス
サンライズウルス
スマッシングハーツ
タイセイドレフォン
以上4頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1出走馬は7着以内
② その他路線組は1番人気で2着以内 且つ 上り2位以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ブライアンセンス
以上1頭です。
上記の条件はもっと緩くすれば好走馬は多くなりますが、そうするとどの馬も消せなくなってしまうので条件を絞りました。
2021年以外は前走G1出走馬か前走1番人気馬が圏内に来ています。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 5~8歳
② 前走距離1800m
③ 前走チャンピオンズカップ出走馬 又は 前走6着以内
④ 前走上り4位以内 or 4角4番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ゲンパチルシファー
ミッキーヌチバナ
ヴィクティファルス
以上3頭です
何故か穴馬の前走距離は全て1800m戦です。
1800m戦以外の穴馬の成績は過去10年で(0・0・0・34)となっています。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は8,3%です。
・4歳馬(0・0・0・10)複勝率0%
・前走間隔3~11週以外(0・0・0・29)複勝率0%
・前走馬体重466~499キロ以外(0・0・1・55)複勝率1,8%
・前走脚質追い込み(1・0・0・27)複勝率3,6%
・前走距離1800m以外(0・0・0・34)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬はいませんでした。
よって5項目中4項目を突破した馬を挙げておきます。
サンライズウルス
タイセイドレフォン
ビヨンドザファザー
ミッキーヌチバナ
ヴィクティファルス
以上5頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(B) ?????
ダート戦は馬格がある方が良いはずですが、5番人気以下に限ると前走馬体重500キロ以上の馬は(0・0・1・46)となります。
この馬の前走馬体重は程よい480キロ台で過去の好走例と一致する。
しかもダートではまだ底が見えていないのも魅力。
もともと3歳時はシャフリヤールに先着経験もあり能力自体は低くない。
コメントを残す