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フラワーカップ2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは中山競馬場で行われる芝1800m戦。

毎年前走重賞組からの参戦は少なく、1勝クラス以下からの参戦が多いレースです。

昨年は前走重賞組が7頭も参戦して好走馬が2頭出ましたが、今年の上位人気馬は前走1勝クラス以下ばかり。

穴馬の台頭も十分あるのではないでしょうか。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が中山競馬場改修工事後の過去7年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると過去7年の勝ち馬は全て逃げ・先行馬。

とにかく前に行った馬が有利と言えます。

ただ2・3着なら差し馬でも十分勝負になりす。

そして追い込み馬にはかなり分が悪いレースですね。

 

まず注目は勝率42,9%もある逃げ馬ですが勝ち上がった3頭には以下のような共通点があります。

 

① 前走初角4角先頭で1着 且つ 上り2位以内

 

この条件に該当する馬は

 

該当馬無し

 

以上0頭です。

今回は残念ながら対象馬はいませんでした。

ただ上記の条件関係なく逃げ馬を重視するなら2走前に逃げてスターズオンアースに先着し、ナミュールの2着に入ったパーソナルハイは逃げ馬としては要注意ですね。

今回のメンバーで2回以上逃げた経験があるのはこの馬だけ。

 

次いで先行馬ですが圏内に入った8頭中7頭に該当する条件は

 

① 前走4角4番手以内 且つ 上り4位以内 且つ 2着以内

 

この条件に該当する馬は

 

コルベイユ
スタニングローズ
ダイム

 

以上3頭です。

とにかく言えるのは逃げ・先行で上りの脚を使えて好成績を残した馬が好走条件となります。

 


枠順傾向データ 」

以下が中山競馬場改修工事後の過去7年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると内枠も悪くはないのだが、7~14番ゲートの複勝率が高めです。

そして大外の15・16番ゲートからは好走馬が出ていません。

しかしながら今年の登録馬は13頭なので特に影響はないかも。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると13番ゲートまでは好走馬が出ています。

サンプル数が少なくて微妙ですが、やはり外枠は不利なのかもしれません。

しかし、先ほども言ったように登録馬は13頭。

上記のデータを考慮して

 

枠順有利不利無し

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ディープインパクト

又は

父or母父に

・欧州型ノーザンダンサー系

又は

・トニービン内包馬

です。

ディープインパクト産駒の好走率が異常に高いですが、母父にノーザンダンサー系でも特に欧州型が目立つ。

自分の感覚ではディープインパクト産駒と言えば米国型の母父ストームキャット系が多く活躍しているイメージだが、トニービン内包馬が活躍していることから考えると欧州型が活躍してもおかしくないと思う。

今後ディープインパクト産駒がいなくなった時、この欧州型が活躍するのではないかという期待を込めて推奨しました。

 

今回の該当馬は

 

キタサンシュガー
ダイム
ティズグロリアス
パーソナルハイ

 

以上4頭です。

今年は残念ながらトニービン内包馬はいませんでした。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走中山・東京・阪神・京都開催出走馬
② 前走重賞出走馬は5着以内
③ 前走1勝クラス以下出走馬は1着 且つ 上り4位以内 且つ 4角3番手以内

 

この条件で2012年以外は好走馬が出ています。

想定4番人気以内馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は

 

スタニングローズ

 

以上1頭です。

このレースで好走した馬の全ては過去10年で前走主要4競馬場からしか出ていません。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走中山・東京・阪神・京都開催出走馬
② 前走距離芝1600~2000m
③ 前走1勝クラス以下出走馬は芝レースで3着以内 且つ 上り3位以内or4角3番手以内
④ 前走OPクラス以上出走馬は2着以内or3番人気以内 

 

穴馬の好走は過去10年中9年ですが、この条件で2016年と2013年以外の7年で好走馬が出ています。

2016年は前走距離2200mという異例の距離からの好走、2013年は前走ダート組からの好走でした。

想定5番人気以下馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は

 

デインティハート

 

以上1頭です。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,3%です。

 

・キャリア6戦以上(0・0・1・25)複勝率3,8%
・前走間隔中2週以内(0・0・0・6)複勝率0%
・前走10着以下(0・0・0・19)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,4秒以上(0・0・0・12)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・0・14)複勝率0%
・前走馬体重500キロ以上(0・0・0・6)複勝率0%
・前走から斤量増(0・0・0・4)複勝率0%
・前走小倉開催組(0・0・0・7)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

アプサラー
アポロルタ
デインティハート
モカフラワー

 

以上4頭です。

ちなみに前走小倉組ですが最後に圏内に入ったのは遡ること30年前で1991年の3番人気ダンスダンスダンスです。

コルベイユとダイムが該当しますが、データ的にはかなり厳しいですね。

 


最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(A)(B)☟


中央競馬ランキング

(A) ?????

前走は痛恨の大外枠で自分の競馬が出来なかった。

まともに自分の競馬が出来れば2走前のような実績馬相手に好走できる能力はある。

今回のメンバーなら得意の型に持ち込める可能性は十分。

あとは内枠を引きたいところですね。

 

(B) デインティハート

母父ゴールドアリュールでダート色が強いかと思いきや、芝で3戦連続上り最速。

今回上位人気が予想されるシンティレーションとは前走タイム差なしの2着。

想定オッズほど低人気になるとは思えないが、多少妙味は落ちても買うべき馬だと思います。

ただ4番人気以内になるようなら穴馬としては狙わないつもりですが、逆に対抗馬以上で狙うつもりです。

 


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