このレースは京都競馬場で行われるダート1900m戦。
近年は堅い決着が多く、過去4年中3年は5番人気以内の決着。
ただ今年のメンバーを見ると、そこまで強力と言えるメンバーもいなく、穴馬の食い込む余地もありそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去8年の脚質傾向です。
これを見ると勝率・複勝率は断然逃げ・先行馬。
ただ好走数で言えば差し馬も健闘していますね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走先行馬
② 前走地方競馬以外は上り2位以下
過去8年中前走先行だった馬が6勝挙げていて複勝率もトップ。
ただ前走逃げた馬は意外なことに(0・0・0・12)となっています。
それと前走中央開催で上り1位だった馬も(0・0・1・17)で不振ですね。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 関西馬
④ 前走OPクラス以上で2着以内
⑤ 前走敗戦馬の着差0,1秒以内
この条件①~⑤で(6・4・1・5)複勝率68,8%になります。
この条件に該当する馬は
スレイマン
以上1頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去8年の枠順傾向です。
これを見ると比較的好走率が高めなのが11番ゲート以内。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると傾向がよりはっきりしますね。
好走馬は10番ゲートまで。
上記のデータを考慮して
1~11番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・キングカメハメハ
・ナスルーラ系
又は
父or母父に
・ゴールドアリュール
母父に
・ロベルト系
です。
注目は母父ロベルト系で過去5年で4頭出走して3頭が好走しています。
今回の該当馬は
グロリアムンディ
スレイマン
テンカハル
メイプルリッジ
以上4頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走ダートG1出走馬
② 前走G1出走組以外は3番人気以内で2着以内 且つ 上り2位以内 or 4角3番手以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
スレイマン
以上1頭です。
上記条件以外にも好走馬はいますが、上記条件の馬は毎年必ず1頭以上の好走馬が出ています。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上
② 前走10番人気以内
③ 前走重賞出走馬
④ 前走2000m以上のOPクラスで1番人気 or 上り3位以内 or 4角2番手以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
オーロイプラータ
グロリアムンディ
メイショウフンジン
ヴィクティファルス
以上4頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は6.%です。
・関東馬(0・0・0・27)複勝率0%
・前走間隔13週以上(0・0・0・14)複勝率0%
・前走11番人気以下(0・0・0・25)複勝率0%
・前走4着以内(0・1・0・43)複勝率2,3%
・前走から斤量減(0・0・0・22)複勝率0%
・前走馬体重485キロ以下(0・0・0・29)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・12)複勝率0%
・前走中央開催で上り2位以内(0・0・0・27)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・0・15)複勝率0%
・前走アンタレスステークスを除く距離1900m以下(0・0・0・49)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
オーロイプラータ
グロリアムンディ
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
枠順次第で変えるかもしれないがこの馬は面白そう。
近2走とも4角3番手以内の馬が1~3着を独占という展開。
2走前のG2戦は6着までの内5頭が4角5番手以内ながらも、唯一4角15番手から掲示板を確保。
だが今回はようやくこの馬の展開になるチャンスが巡ってきた。
レース傾向は前有利だが、展開予想は後方有利。
鞍上も(1・0・1・0)と好相性な騎手に乗り替わりるのも良い。
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