新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
このレースは中山競馬場で行われる芝2000m戦。
昨年は散々な1年でしたが、全てをリセットして新たな1年のスタートです。
今年は回収率はもちろんですが、的中率も考えて馬券を組み立てていきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が中山競馬馬場改修工事後の過去8年の脚質傾向です。
これを見るととにかく追い込み馬は買えない。
基本的にはある程度位置を取っていく馬でないと厳しい。
そこで圏内に入った24頭を見てみると、その内20頭が…
① 前走4角6番手以内
単純に①の条件に合致した馬というだけで複勝率30,8%もあります。
さらにある条件を付け加えると一気に好走率が跳ね上がるデータがあります。
それは…
② 当日4枠以内
この条件で複勝率46,9%というかなりの好走率になります。
とりあえず枠順はまだわからないので、①の条件に該当する馬は
アドマイヤビルゴ
アラタ
ウインキートス
コスモカレンドゥラ
ヒュミドール
マテンロウレオ
ラーグルフ
ラーゴム
レッドランメルト
ワンダフルタウン
以上10頭です。
ここから②の条件である当日4枠以内に入った馬が脚質傾向推奨馬となります。
＊除外対象馬と抽選馬は対象に入れていません。
「 枠順傾向データ 」
以下が中山競馬馬場改修工事後の過去8年の枠順傾向です。
これを見ると11番ゲート以内に好走馬が多く集まっています。
また勝馬も11番ゲートまで。
ただ逆に15番ゲート以降の大外枠にも好走馬がいます。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると11番ゲートに好走馬が1頭いますが、8番ゲート以内か15番ゲート以降と両極端です。
特に近4年で急に大外枠から3頭も穴馬が好走しています。
大外枠だと逃げ・番手くらいの馬しか好走できないと思っていましたが、昨年はスカーフェイスが4角9番手から好走。
外枠だから軽視という考えは危険かもしれません。
上記のデータを考慮して
1～11番ゲート有利
15番ゲート以降注意(穴馬限定)
と判断します。
正直なぜ8枠がこれ程好走するのかわからない。
ただ有馬記念週からの外差し馬場を考えればあり得るか？
とにかく8枠の穴馬は馬鹿にしない方が良いかもしれません。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ハーツクライ
・ステイゴールド
・マンハッタンカフェ
・ノーザンダンサー系
又は
母父に
・ナスルーラ系
母父or母母父に
・ロベルト系
です。
このレースはリピーターが多いので血統傾向が偏ってしまいますね。
ただディープインパクト産駒の好走がないことからわかるように、スタミナ・パワー重視の血統が並んでいます。
今回の該当馬は
ウインキートス
カレンルシェルブル
ゴールドスミス
スカーフェイス
ヒュミドール
マテンロウレオ
ラーグルフ
以上7頭です。
ちなみにステイゴールド産駒の好走が特に目立ちますが、オルフェーブルやゴールドシップ産駒の好走例はありません
＊除外対象馬と抽選馬は対象に入れていません。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 前走距離1600～2000m
③ 前走4着以内
ここまでの条件だとほとんどの馬が残ってしまうので、もう一つ加えると…
④ 当日11番ゲート以内
12番ゲート以降から好走した人気馬は過去10年で1頭もいません。
今回は上位人気が5強構成になっているので、対象を予想オッズ5番人気までの馬とします。
上記の条件①②③に該当する馬は
アドマイヤビルゴ
アラタ
マテンロウレオ
ラーグルフ
以上4頭です。
ここから④の条件である当日11番ゲート以内に入った馬が上位人気馬消去法推奨馬となります。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 前走距離芝1800～2000ｍ
③ 前走5着以内
先程も言ったように上位人気が5強構成になっているので、対象を予想オッズ6番人気以下からとします。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
カレンルシェルブル
レッドランメルト
以上2頭です。
結果的に前走3勝クラスの馬しか残りませんでした。
＊除外対象馬と抽選馬は対象に入れていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,9%です。
・8歳以上(0・0・0・24)複勝率0%
・斤量52キロ以下(0・0・0・10)複勝率0%
・前走間隔13週以上(0・0・0・9)複勝率0%
・前走6着以下(1・0・1・83)複勝率2,4%
・前走敗戦馬の着差1,7秒以上(0・0・0・17)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・1・0・51)複勝率1,9%
・前走馬体重519キロ以上(0・0・0・15)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・12)複勝率0%
・前走G1出走馬(0・0・0・11)複勝率0%
・今回距離短縮馬(0・0・0・18)複勝率0%
上位人気が5強構成になっているので、対象を予想オッズ6番人気以下からとします。
このデスデータを全て突破した馬は
カレンルシェルブル
レッドランメルト
以上2頭です。
＊除外対象馬と抽選馬は対象に入れていません。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
(A) ？？？？？
パワー・スタミナ寄りという血統が好走しやすいこのレースで、欧州型血統のこの馬はいかにも合いそう。
重賞経験は乏しいが、たった1回だけ走ったことがある中山コースでオーソクレースといい勝負をしたこともある。
あとは内枠さえ引いてくれれば、人気的にも面白い存在かもしれません。
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