このレースは函館競馬場で行われる芝1200m戦。
今年最初の2歳重賞です。
このレースの特徴としては上位人気馬2頭-大穴1頭という組み合わせが非常に多い。
特に2014年以降からの8年中7年で二桁人気馬が馬券に絡んでいます。
傾向通り狙うなら1~4番人気の2頭-10番人気以下の1頭という馬券を狙っていくのが、高配当の近道かもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると先行馬の複勝率が40,5%で際立っています。
この時期の脚質は当てになりませんが、一応好走できそうなデータを調べてみました。
先行した馬37頭を対象に好走率の高い条件を調べてみると…
① 前走上り1位 且つ 4角1番手
この条件に該当する馬は5頭いて(1・3・0・1)複勝率80%です。
ちなみに全体で調べてみると複勝率31,3%でした。
この条件に該当する馬は
ニシノシークレット
以上1頭です。
ただこの馬は前走ダート戦なんですよね。
一応2020年に前走新馬でダート1000m戦1着からルーチェドーロが2着に入ったというデータはあります。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると複勝率では12番ゲート以内が安定した成績を誇っています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると好走範囲は更に狭くなり、8番ゲート以内までが比較的成績が良いです。
とにかく言えることは内寄りの枠になる程成績が良いということです。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・キンシャサノキセキ
・ダイワメジャー系
又は
父or母父に
・マツリダゴッホ
です。
2歳短距離戦と言えばこのレースに限らずキンシャサノキセキ産駒・ダイワメジャー産駒が優秀。
そしてマツリダゴッホの血を持つ馬は2歳戦がピーク。
昨年の推奨種牡馬でも挙げましたが、やはりこの3種牡馬は注目だと思います。
今回の該当馬は
スプレモフレイバー
ミシェラドラータ
ミスヨコハマ
以上3頭です。
近5年で上記の3種牡馬の産駒が絡まなかった年は2019年だけです。
この中でも注目はスプレモフレイバー。
上記の3種牡馬産駒で4番人気以内だった馬の好走率が極めて高いです。
「 消去法データ 」
消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走芝レースで1着
② 前走上り2位以内
③ 前走4角3番手以内
この条件で2020年を除く9年で該当馬が1頭以上はいます。
想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アスクドリームモア
スプレモフレイバー
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走芝レース
② 前走新馬戦勝ち馬 又は 前走未勝利戦で0,4秒差以上で勝利
③ 前走4角3番手以内
上記の表では網羅出来ていませんが、前走未勝利戦組は完勝しています。
想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ゴキゲンサン
ニーナブランド
ブトンドール
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は9,8%です。
・キャリア3戦以上(0・0・0・14)複勝率0%
・連闘(0・0・0・11)複勝率0%
・前走より斤量増(0・0・0・5)複勝率0%
・前走馬体重490キロ以上(0・0・0・11)複勝率0%
・前走距離1000m(1・0・0・25)複勝率3,8%
今回はあまり脱落馬が少なかったので非該当馬を挙げておきます。
デスデータ非突破馬は
シンゼンイズモ
ニーナブランド
ニシノシークレット
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)☟
(B) ?????
キャリアの浅い2歳戦で正直絶対的な根拠はない。
ただここまで挙げてきたデータからこの馬を推すことにした。
穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
前走は上り最速で父は短距離戦でこその血統。
馬格もありチャンスは十分あると思う。
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