このレースは中京競馬場で行われる芝1600m戦。
このレースはとにかく荒れるので難解ではありますが当たればデカい。
大ホームランを狙ってみるのも面白いかもしれない。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
中京開催は今年で3年目。
データは少ないですが、2年分のデータがあるのでそれを基に調べていきます。
以降の枠順傾向・血統傾向も同様です。
以下が過去2年の脚質傾向です。
これを見ると開幕週らしく逃げ・先行馬の複勝率が圧倒的。
サンプル数は少ないですが、前に行く馬を重視したい。
そこで逃げ・先行で圏内に入った馬を見てみると意外と4頭中2頭しか、前走逃げ・先行策を取っていない。
ただこれには理由があって2020年にエントシャイデンが逃げ粘った3着の年は逃げ馬不在の年で、奇襲の戦法でした。
そして2021年のケイデンスコールが先行して1着になった年も同じく逃げ馬不在の年でした。
このことから考慮すると明確に前に行きそうな馬がいる年なら、やはり前走先行策を取っていた馬を重視したい。
よって条件を以下のようにしました。
① 近2走とも4角3番手以内
逃げ・先行して圏内に入った2021年のダイワキャグニーとカイザーミノルは①の条件でした。
この条件に該当する馬は
アルサトワ
シュリ
ダイワキャグニー
ベレヌス
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去2年の枠順傾向です。
これを見ると14番ゲート以降からの好走馬無し。
開幕週ということを考えると外枠不利と言えそうです。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見でも14番ゲート以降からの好走馬は無し。
ただ注目すべき点は13番ゲートの好走馬はエントシャイデンで通過順は1-1-1、11番ゲートの好走馬はダイワキャグニーで通過順は3-2-2。
ここから分かることは外枠の馬はスタートで逃げ・番手くらいの位置を取れる馬でないと厳しいということ。
基本的にはやはり内枠有利と考えて良いのではないだろうか。
全体傾向と穴馬傾向をを考慮して
1~10番ゲート有利
と判断します。
但し外枠で前を取れそうな馬は不利とはならないかも。
今回のメンバーで言えばアルサトワとベレヌスは逃げ・番手候補。
この2頭は外枠でも割り引く必要は無いでしょう。
「 血統傾向データ 」
過去2年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ロードカナロア
・キングカメハメハ
又は
母父に
・ミスプロ系
です。
僅か2年の傾向ですが、ミスプロ系の血を持つ馬の好走率がかなり高い。
圏内馬6頭中5頭ですから注目ですね。
今回の該当馬は
イルーシヴパンサー
エアロロノア
カイザーミノル
タイムトゥヘヴン
ダイワキャグニー
ピースワンパラディ
マテンロウオリオン
以上7頭です。
ただこのうちの3頭カイザーミノル・ダイワキャグニー・ピースワンパラディは近2年の同レース好走馬です。
*除外・抽選対象馬は入れていません。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
このレースは荒れるので、穴馬は6番人気以下に設定しています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1出走馬で上り5位以内 or 4角1番手
② 前走G2以下出走馬は5着以内 or 5番人気以内 且つ 上り4位以内 or 4角3番手以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
エアロロノア
プレサージュリフト
以上2頭です。
前走G1の秋華賞出走馬プレサージュリフトですが、厳密に言えば牝馬限定G1の好走例はありません。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1400~1800m
② 前走上り6位以内 or 前走4角6番手以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アルサトワ
エントシャイデン
シュリ
タイムトゥヘヴン
ダイワキャグニー
ピースワンパラディ
以上6頭です。
大雑把な消去法ですが、これくらいの条件の方が二桁人気馬を拾いやすいと思います。
*除外・抽選対象馬は入れていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は11,3%です。
・前走敗戦馬の着差1,0秒以上(0・1・0・38)複勝率2,6%
・前走馬体重457キロ以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走G1出走馬(0・0・0・11)複勝率0%
・前走距離1400~1800m以外(0・0・0・17)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
エントシャイデン
カイザーミノル
シュリ
タイムトゥヘヴン
ピースワンパラディ
ミッキーブリランテ
ヴィクティファルス
以上7頭です。
項目が少なかったので殆ど消せる馬がいませんでした(-_-;)
*除外・抽選対象馬は入れていません。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)☟
(B) ?????
斤量・年齢で人気薄はまず確実でしょう。
ただ狙える要素はある。
左回り巧者、同コース実績あり、一発が期待できる何かをやってくれそうな鞍上。
データ的には脚質傾向・血統傾向推奨馬。
前走は長期休養明けで今回は叩き2戦目。
このレースは過去傾向から単勝90倍台くらいの馬までなら狙えるレース。
この馬は厳しいだろうと思う馬を敢えて狙ってみるのもアリだと思います。
あとは枠順だけ。
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