今回は京都記念2021の穴馬過去データ消去法と枠順傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
まずは枠順傾向から見ていきます。
今年は京都開催のデータが使えないので、2011年以降の条件が近い同コース500万クラス以上開幕1~2日目で調べました。
以下がその枠順傾向です。
これを見ると基本的に少頭数のレースしか無いのですが、勝ち馬16頭中15頭が7番ゲート以内に集中。
だが8番ゲート以降からはサンプル数が少ないので勝ち馬が少ないのは当然と言えば当然。
しかしそれでもこれだけの差があるのはやはり内が有利と言えるのではないでしょうか。
複勝率で見てもそれは物語っています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬に関して見ても外枠はやはり不利な傾向があります。
9番ゲート以降からの穴馬は出ていません。
今回は少頭数ではありますが、それでも外枠は割引評価ですね。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走牡馬混合重賞のG1出走馬 又は 前走牡馬混合重賞で3番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で7回。
そしてその7回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は7回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ジナンボー
ハッピーグリン
以上2頭です。
さすがにハッピーグリンは厳しいか。
ちなみに過去10年で5番人気以下の前走G1組の複勝率は23,1%で極めて高い数字であります。
あと過去10年で7番人気以下の馬は一度も圏内に来たことがありません。
そうなると想定6番人気のジナンボーは前走G1組。
穴馬の好走条件としてはピッタリな馬かもしれません。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
前回の記事では穴馬候補を1頭挙げましたが、今回は2頭目の穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)☟
穴馬消去法で挙げたこの馬を推します。
出遅れがネックだが、この馬は出遅れさなければG1でもソコソコ走れる能力がある馬。
脚質傾向の記事で書いた通り開幕週での逃げ・先行馬の複勝率は極めて高く、今回のメンバーなら3番手くらいには付けられそう。
内枠でも引くようならチャンスありです。
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