今回は京都記念2021の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは阪神競馬場で行われる芝2200m戦。
今年は京都開催ではなく阪神開催。
現在の想定1・2番人気馬はラヴズオンリーユーとワグネリアン。
この2頭が上位馬となるくらいなら、下位人気馬の食い込む余地も十分ありそう。
少頭数ですが十分穴を狙えるレースっだと思います。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
京都開催のデータは使えないので、同コース500万クラス以上開幕1・2日目で検索しました。
以下が2011年以降の過去10年の脚質傾向です。
これを見ると開幕週なので前有利なのは当然。
しかし、追い込み馬の複勝率が20%を超えているように後方勢もチャンス十分。
しかも上り1・2位の複勝率が異常に高いのも注目です。
今回の逃げ・先行馬を見るとジナンボー・ステイフーリッシュ・ダンビュライト辺りは先行確実か。
そして上り勝負なら近走の上りを見るとセンテリュオ・モズベッロが鋭い脚を使ってきそう。
あくまで参考程度ですがこの5頭は注意しておきたいですね。
次に血統傾向です。
同じく京都開催のデータは使えないので、2016年以降の同コースでサンプル数10レース以上の種牡馬、複勝率30%以上で検索しました。
その傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ルーラーシップ
・ジャングルポケット
・マンハッタンカフェ
・キングカメハメハ
・ブラックタイド
です。
ちなみにディープインパクトは複勝率30%台に僅かに及ばず6位でした。
今回の該当馬は
ダンスディライト
ダンビュライト
レイエンダ
以上3頭です。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走G1出走馬 又は 前走2着以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ラヴズオンリーユー
ワグネリアン
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
2年前の同レース勝ち馬であり、開幕週で単騎逃げが濃厚。
非根幹距離の実績も申し分ない。
血統傾向でも書いたが父ルーラシップ産駒の成績も良い。
内枠にでも入ればさらにチャンスは広がりそうです。
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