今回は中山記念2021の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中山競馬場で行われる芝1800m戦。
今年は例年と比べると明らかにメンバー構成が低レベル。
その影響もあってか例年少頭数レースばかりが多いこのレースに今年は登録馬が18頭。
基本的に堅め決着が多いレースではあるが、今年は穴狙いも期待できそうです。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
データ的に修正点があったので記事の内容を書き換えています。
すみません。
中山競馬場改修工事後の過去6年の脚質傾向は以下の通りです。
これを見ると圧倒的に逃げ・先行馬有利。
特に勝ち馬で見ると先行馬が6勝挙げている。
とにかくこのレースを攻略するなら、逃げ・先行馬を重視するしかないでしょう。
そこで今回の登録馬から逃げ・先行勢になりそうな馬を見ていくと、まず逃げ馬はバビットでしょう。
そして注目の先行馬を探していくと枠順にもよるが近走の走りを見ると、コスモカレンドゥラ・トーセンスーリヤ・パンサラッサ・ビターエンダー辺りが先行策を取りそう。
以上名前を挙げた5頭は過去6年の複勝率から考えてもかなり重視すべき5頭だと思います。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・ノーザンダンサー系
・キングカメハメハ
・ディープインパクト
です。
特に近3年でウインブライトとラッキーライラックのステイゴールド系が2回づつ圏内に入っているので、この血統は要注意ですね。
今回の該当馬は
クラージュゲリエ
トーセンスーリヤ
バビット
ビターエンダー
フランツ
以上5頭です。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 6歳以下
② 前走G1出走馬or前走2着以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
バビット
ヒシイグアス
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
東京コースでしか良績がないのは気掛かりだが、右回りのG3戦で4着という実績もあるので極端なマイナス材料にすることも無いと思う。
プラス材料は脚質傾向で書いた先行馬であり、父も当レースと相性抜群のステイゴールド系のオルフェーヴル。
馬柱を見るとちょっと買いにくいが、脚質と血統という点からこの馬を挙げます。
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