このレースは東京競馬場で行われる芝2400m戦。
昨年こそ二桁人気馬が来ましたが例年はそれほど荒れるレースではない。
ただ今年のメンバーを見るとどの馬が勝ってもおかしくない大混戦。
昨年に引き続き一波乱があるでしょうか。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると後方勢で8勝、圏内馬30頭中24頭を占めています。
決め手がモノを言うレースですね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質先行・差し・追い込み
② 前走上り1位
逃げやマクリだった馬の好走率が悪く、上り1位だった馬の好走率が高い。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走1勝クラス以上
④ 前走距離2000m以上
⑤ 前走3着以内
この条件で(5・4・5・9)複勝率60,9%になります。
この条件に該当する馬は
ショウナンラプンタ
ディマイザキッド
ヘデントール
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は11番ゲート以内、複勝率では13番ゲート以内が良いですね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると13番ゲート以降からは好走馬は1頭だけ。
やはり外枠は割引と考えて良いでしょう。
上記のデータを考慮して
1~12番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ルーラシップ
又は
母父に
・ディープインパクト
・シンボリクリスエス
・クロフネ
・キングカメハメハ
です。
特に注目なのはルーラシップ産駒で6頭走って3圏内です。
今回の該当馬は
フォスターボンド
ヘデントール
ロジルーラー
以上3頭です。
この3頭なら2戦連続圧勝のルーラシップ産駒ヘデントールは注目ですね。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上で4着以内
② 前走距離2200m以上の1勝クラス特別で3番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ウインマクシマム
シュガークン
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞出走馬を除く距離2000m以上
② 前走1勝クラスで3着以内 且つ 上り4位以内
③ 前走OPクラス以上で上り2位以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
サトノシュトラーセ
ショウナンラプンタ
ディマイザキッド
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は8,4%です。
・キャリア3~7戦以外(0・0・0・25)複勝率0%
・前走間隔4~12週以外(0・0・0・17)複勝率0%
・前走4着以下(1・0・0・47)複勝率2,1%
・前走敗戦馬の着差0,4秒以上(1・0・0・48)複勝率2,0%
・前走上り6位以下(0・0・0・28)複勝率0%
・前走距離1800m以下(1・0・0・30)複勝率3,2%
・前走未勝利クラス(0・0・0・19)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ショウナンラプンタ
ディマイザキッド
以上2頭です。
上記の条件で好走している馬は全て同一馬で2018年のゴーフォザサミット。
この馬を例外とするなら上記の条件は全て複勝率0%になります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
騎手未定で出走するかわからないが、出走するようならこの馬を推したい。
5戦連続上り最速で決め手は十分。
2走前の重賞では完全前残りで展開不向きながらも4着。
今回のメンバーを見るとこの馬向きの展開的になりそうなので面白いと思います。
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