このレースは小倉競馬場で行われる芝1800m戦。
今年は小倉開催の中京記念となります。
開催時期は1ヶ月前倒しで例年のレースとは異なります。
参考データは同時期に開催された2021~2022年の過去2年分がメインとなります。
この少ないデータから好走しそうな馬を探していきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2021~2022年の小倉開催過去2年の脚質傾向です。

データは少ないですが上り6位以下の好走率が悪く、前に行った馬でも最低上り5位以内の脚を使っていた馬が好走しています。
決め手のある馬が優勢か?
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走4角3番手以内 or 10番手以下
極端な傾向ですね。
中途半端な位置取りだった馬ではなく前か後ろかだった馬が良い。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 6歳以下
② 前走4着以内 or G1出走馬
この条件で(2・2・2・2)複勝率75,0%になります。
この条件に該当する馬は
アナゴサン
エピファニー
エルトンバローズ
セオ
ボーデン
以上5頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2021~2022年の小倉開催過去2年の枠順傾向です。

これを見ると外枠が有利なように見えるが、このコースは基本的には外枠不利なコース。
ではなぜ上記のような結果かというと、14番ゲートから好走した馬は逃げ馬。
15番ゲートから好走した馬は初角4番手。
それを踏まえると好走範囲は基本的には11番ゲートまでと考えるのが良いかも。
上記のデータを考慮して
12番ゲート以降不利
と判断します。
ただ外枠でも前に行けそうな馬は軽視禁物。
「 血統傾向データ 」
以下が2019年以降の同コース1勝クラス以上、サンプル数10レース以上の種牡馬トップ10です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

今回の推奨血統は
父に
・エピファネイア
・ディープインパクト
・キングカメハメハ
・ハーツクライ
・スクリーンヒーロー
・ディープブリランテ
です。
目安は複勝率25%前後で複勝回収率もソコソコ高いとなるとこの6頭でしょう。
今回の該当馬は
エスコーラ
エピファニー
エルトンバローズ
カテドラル
セルバーグ
ソレイユヴィータ
タガノパッション
ワールドリバイバル
以上8頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2021~2022年の小倉開催過去2年分のものです。
赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

① 6歳以下
② 前走G1出走馬 or 前走5番人気以内 且つ 4着以内
上記の条件①or②に該当する馬は
エピファニー
エルトンバローズ
セオ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は2021~2022年の小倉開催過去2年分です。
まず優先的に6歳以下の前走牡馬混合G1出走馬(0・2・0・0)は残す。
よって6歳以下の前走牡馬混合G1出走馬以外のデスデータとして…
・6歳以上(0・0・0・11)複勝率0%
・前走5着以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,5秒以上(0・0・0・15)複勝率0%
・前走6番人気以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前走から斤量2キロ減以上(0・0・0・8)複勝率0%
・前走脚質差し・追い込み(0・0・1・15)複勝率6,3%
このデスデータを全て突破した馬は
エピファニー
エルトンバローズ
セオ
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
ここまで挙げてきた脚質・血統・消去法・デスデータの項目のどれ一つ該当しないが、この馬は面白いと思う。
前走は期待を裏切ったが距離適性外で見直せる。
芝1800mなら(3・1・0・3)と得意としており、この中には同コース重賞好走歴も含む。
鞍上も強化されており、2走前のようにセルバーグが作る流れもこの馬に向きそう。
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