今回はラジオNIKKEI賞2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/06/キャプチャ-61.png)
このレースは福島競馬場で行われる芝1800m戦。
今年はボーデン(現時点では除外対象)・リッケンバッカーという強そうな馬がいますが毎年荒れるハンデ重賞でそんな簡単にガチガチ決着にはならないはず。
夏競馬らしく荒れるレースを期待しています。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/06/キャプチャ-60.png)
これを見ると目につくのは逃げ馬で勝率・複勝率共にトップということ。
そして逃げ馬で圏内に入った4頭中3頭は前走初角・4角共先頭で1着。
今回これに該当する馬はグランオフィシエ・タイソウだが、この2頭が逃げたのは前走だけ。
しかも今回は確固たる逃げ馬ノースブリッジ・ワールドリバイバルの2頭がいるので逃げ馬で推せる馬は残念ながらいない。
次いで好成績なのは先行馬だが、前走データから共通する好走パターンは見つからなかった。
一応今回のメンバーから前に行きそうな馬を判断すると枠順にもよるが、ノースブリッジ・ワールドリバイバル・タイソウ・プレイイットサム・グランオフィシエではないか。
ノースブリッジとワールドリバイバルが競り合うような展開ならハイペースも考えられるが、何と言っても先行有利の福島コース。
競り合う2頭の直後3~4番手辺りで構えられそうなタイソウ・プレイイットサム・グランオフィシエは先行馬としては注意しておきたい。
最後に複勝率はイマイチではあるが、差し・追い込み馬で6勝挙げている点に注目。
後方勢で6勝挙げた中で5頭が当日3番人気以内。
そして4頭が前走上り2位内。
今回これに該当するのは可能性がある想定3番人気以内馬はリッケンバッカー。
NHKマイルカップではシュネルマイスターを凌ぐ上り1位で4着。
福島コースでこの脚が活きるかは疑問ではあるが傾向的には注目です。
次は枠順傾向です。
以下が過去10年の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/06/キャプチャ-62.png)
これを見ると小回りコースらしく内枠有利。
7番ゲートまでの複勝率が優秀です。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/06/キャプチャ-63.png)
穴馬で見ると外枠の馬もソコソコ健闘しているが、やはり内枠有利。
こちらも同じく7番ゲート内の好走馬が目立ちます。
上記のデータを考慮して
1~7番ゲート有利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/06/キャプチャ-64.png)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
又は
父or母父に
・ステイゴールド系
又は
母方に
・グレイソブリン内包馬
・ロベルト内包馬
です。
ディープインパクト産駒はコンスタントに好走馬を出しています。
また上記の表では網羅出来ていませんが、母方にグレイソブリン内包馬・ロベルト内包馬の活躍も顕著。
あと対象馬は少ないですが、昨年のハビットの父父ステイゴールドの血を持つ馬の好走率が高いです。
ただ今年は該当馬がいません。
今回の該当馬は
シュヴァリエローズ
ノースブリッジ
ボーデン
ヴァイスメテオール
ヴェイルネビュラ
以上5頭です。
次に消去法です。
消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
震災のあった2011年を除く過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/06/キャプチャ-65.png)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 斤量54キロ以上
② 前走1勝クラスで1馬人気で1着 且つ 上り2位以内or4角1番手
③ 前走OPクラス以上で上り2位以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去9年で7回。
そしてその7回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は7回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
リッケンバッカー
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/06/キャプチャ-66.png)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 斤量53~54キロで前走4角2番手以内
② 斤量53~55キロで前走G1出走馬
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去9年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は8回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
グランオフィシエ
タイソウ
ノースブリッジ
プレイイットサム
ワールドリバイバル
ヴェイルネビュラ
以上6頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
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最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A) ?????
穴馬消去法で挙げた馬であり、鞍上も過去5年で同コース複勝率50%超えで得意としている。
脚質傾向でも挙げた通り、この馬の脚質なら小回りコースで今まで以上に前進が見込めそう。
(B) プレイイットサム
この馬も(A)馬と同じ理由。
穴馬消去法で挙げた馬であり、脚質的にも小回りコースで良さが出るはず。
連勝中の勢いもあり、近2走共に4角2番手以内でありながら上り最速。
デビューから3戦して3着以下無しというまだ底が見えていない点でも魅力的です。
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