このレースは中京競馬場で行われる芝1200m戦。
今年は8月開催ということで、例年とは異なるステップレースから参戦となる馬が多い。
例年のデータがどこまで使えるかわかりませんが、限られたデータから好走馬を探していきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年以降の同コースCBC賞過去7年の脚質傾向です。
これを見ると前に行けば行くほど複勝率が上がっています。
ただ複勝率は良くないが頭で狙えるのは後方勢ですね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質先行・差し
② 前走4角9番手以内
③ 前走上り3位以下
前走で見ると前過ぎず後ろ過ぎず、決め手は必要ない、そんな馬が好走しています。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
④ 前走距離1200~1400m
⑤ 前走3勝クラス以上
⑥ 前走重賞出走馬は10番人気以内、OPクラス以下は9番人気以内
⑦ 前走馬体重440キロ以上
⑧ 7歳以下
⑨ 前走斤量54キロ以上
この条件で圏内馬21頭中(6・6・5・16)複勝率51,5%になります。
この条件に該当する馬は
スズハローム
バースクライ
ブーケファロス
レッドヒルシューズ
以上4頭です。
*ブーケファロスは6分の3の抽選馬です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2014年以降の同コースCBC賞過去7年の枠順傾向です。
これを見ると極端な内外からは好走馬が出ていません。
4~16番ゲート辺りが良さそう。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても傾向は同じですね。
上記のデータを考慮して
4~16番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が同コースCBC賞直近5年の傾向です。
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ミスプロ系
です。
上記2系統は中京開催CBC賞では毎年1頭以上の好走馬が出ています。
今回の該当馬は
グランテスト
サウンドビバーチェ
スコールユニバンス
ピンシャン
以上4頭です。
今回はディープインパクト産駒の登録馬はいませんでした。
*スコールユニバンスは6分の3の抽選馬です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走4角2番手以内
② 前走上り1位
③ 前走1着
④ 前走G2クラス以上で5番人気位以内
現時点のオッズを見ると5番人気までは僅差なので、今回は予想オッズ5番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②or③or④に該当する馬は
アグリ
キタノエクスプレス
ピューロマジック
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 前走芝3勝クラス以上で4角5番手以内
③ 前走高松宮記念出走馬
今回は予想オッズ6番人気以下を穴馬として扱います。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
グランテスト
サウンドビバーチェ
レッドヒルシューズ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は11,5%です。
・関東馬(0・0・0・11)複勝率0%
・4~7歳以外(0・0・0・19)複勝率0%
・前走OPクラス以下で10着以下(0・1・0・29)複勝率3,3%
・前走OPクラス以下で9番人気以下(1・0・0・31)複勝率3,1%
・前走距離1600m以上の重賞出走馬(0・0・0・7)複勝率0%
・前走重賞出走馬で前走から斤量減馬(1・0・0・16)複勝率5,9%
・前走馬体重467キロ以下(1・0・0・30)複勝率3,2%
・前走脚質逃げ・追い込み(0・0・1・29)複勝率3,3%
・前走上り3位以内(0・0・0・23)複勝率0%
今回は予想オッズ6番人気以下を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬はいませんでした。
よって9項目中8項目を突破した馬を挙げておきます。
カンチェンジュンガ
グランテスト
グレイトゲイナー
サウンドビバーチェ
サンライズオネスト
バースクライ
メイショウソラフネ
ヤクシマ
以上8頭です。
*メイショウソラフネは6分の3の抽選馬です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
今回上位人気予想のキタノエクスプレスには4走前に先着経験があり、斤量もその時より更に1キロ減。
父は中京芝1200mではトップクラス種牡馬。
ここまで挙げてきた好走データにも合致する部分が多く、前走の敗戦も過去に1番人気で圏外に飛んだ不得意なコースで見直せる。
鞍上も前走に引き続きトップジョッキーを確保しており、穴馬1番手で挙げるならまずこの馬ですね。
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