このレースは中京競馬場で行われる芝1200m戦。
昨年はあり得ない程のバカ荒れの宝くじ馬券。
逆にガチガチ決着の時もありますが、基本的には荒れる傾向大なレースです。
今年のメンバーを見ると下位人気馬まで良い馬が揃った印象があり、面白いレースになりそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると注目なのが上り1位の複勝率が異常に低い。
通常のレースでは考えられない数値の低さです。
この上り1位で圏内に入った馬を見るとダノンスマッシュ・グランアレグリア・レッツゴードンキ・ロードカナロアでレッツゴードンキ以外は名馬・名スプリンターと言える存在。
それを踏まえて考えるとこのレースは上りの脚は重要じゃない。
好走馬を見ても先行・差しが全体の9割弱を占めます。
そこで海外馬エアロヴェロシティを除く29頭の前走4角位置を見てみると29頭中23頭が…
① 前走4角7番手以内
② 前走着順5着以内 or 5番人気以内
③ 7歳以下
② 前走阪急杯・シルクロードS・京都牝馬S・オーシャS・海外遠征組
*前走海外遠征馬は前々走の国内戦を対象
ちなみに前走4角8番手以下だった6頭中4頭は前走の位置取りが後ろだったのは説明がつく。
グランアレグリア…本来マイラーでそもそもこの位置取りが通常。
レッツゴードンキ…前走異例のダート戦フェブラリーステークス出走。
ビッグアーサー…前走痛恨の大外枠で位置を取れず。
アルビアーノ…前走痛恨の大外枠・出遅れで位置を取れず。
ナランフレグ・スノードラゴン…この2頭は例外。説明がつかない(-_-;)
この条件に該当する馬は
アグリ
ウォーターナビレラ
グレナディアガーズ
ダディーズビビッド
ピクシーナイト
ファストフォース
メイケイエール
ヴェントヴォーチェ
以上8頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると外枠からも好走馬は出ているが、9番ゲート以内の好走率が高いのは明白。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると内外で大きな差はなく有利不利は無いように見えるが、13番ゲート以降から好走した馬4頭を見てみると、その内3頭の初角通過順は1・2・1番手です。
上記のデータを考慮して
1~9番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ミスプロ系
又は
母父or母母父に
・ダンチヒ系
・ロベルト系
です。
ミスプロ系かダンチヒ持ちが有力ではありますが、昨年は大荒れで1・2着馬がロベルト持ちでした。
今回の該当馬は
アグリ
ウインマーベル
ウォーターナビレラ
キルロード
ディヴィナシオン
ナムラクレア
ナランフレグ
ファストフォース
ホープフルサイン
ボンボヤージ
メイケイエール
ロータスランド
以上12頭です。
2020年はクリノガウディーの1着降着により、確定した着順はモズスーパーフレア1着・グランアレグリア2着・ダイアトニック3着となります。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 前走国内戦で2着以内 or 1番人気
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アグリ
ナムラクレア
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 前走オーシャンステークス・シルクロードステークス出走馬
③ 前走5着以内 or 5番人気以内
④ 前走4角6番手以内 or 上り1位
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ファストフォース
ヴェントヴォーチェ
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は7,9%です。
・7歳以上(0・0・1・48)複勝率2,1%
・前走間隔9週以上(0・0・0・15)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,4秒以上(0・0・0・12)複勝率0%
・前走6番人気以下 且つ 7着以下(0・0・0・38)複勝率0%
・前走から斤量増減なし(0・0・0・32)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走脚質追い込み(1・0・0・31)複勝率3,1%
・前走馬体重469キロ以下(0・0・0・30)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・0・0・6)複勝率0%
・前走距離1200m以外(0・1・0・53)複勝率1,9%
昨年は超異例の年でした。
7歳馬のキルロード、前走追い込みのナランフレグ、前走距離1200m以外のロータスランド。
殆ど好走例が無かった馬が圏内独占。
今年は昨年のようなことはないはず。
このデスデータを全て突破した馬は
ウインマーベル
ディヴィナシオン
ヴェントヴォーチェ
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
前走はトップハンデの酷斤量・大外枠・休み明けの大幅馬体増。
今回は全ての面で条件が好転する。
G1実績・同コース実績もあり不安は少ない。
あとは極端な外枠さえ引かなければチャンス十分。
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