このレースは新潟競馬場で行われる芝1600m戦。
過去10年で10番人気以下の好走は僅か1回であまり大荒れはありません。
また4番人気以内で9勝挙げており上位人気も安定している。
傾向から判断するとチョイ荒れ程度を狙って手堅く攻めていくのがベストではないでしょうか。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬の好走率は高いですが、追い込み馬でも十分好走可能。
勝ち馬も満遍なく出ていますし、脚質的有利不利は感じられません。
そこで前走脚質を見てみると、これも特徴がない。
そこで前走上りに注目してみました。
まず前走ソコソコ上りが速かった馬を見ると…
① 前走上り5位以内
② 前走脚質差し・追い込み
③ 前走重賞出走馬
前走上り5位以内から好走した馬は全て前走重賞出走馬で、OPクラス以下馬は(0・0・0・25)である。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
④ 6歳以下
⑤ 前走8着以内
⑥ 前走8番人気以内
この条件で(5・5・5・16)複勝率48,4%になります。
この条件に該当する馬は
ディスペランツァ
以上1頭です。
次いで前走上り6位以下で見てみると…
① 前走上り6位以下
② 前走脚質逃げ・先行
前走上り6位以下になると、何故か前走OPクラス以下出走馬の好走率が高くなる。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 6歳以下
④ 前走OPクラス以下出走馬は前走2着以内
⑤ 前走G1出走馬は前走6着以内
⑥ 前走G2・G3出走馬は前走5番人気以内
この条件で(4・3・4・7)複勝率61,1%になります。
この条件に該当する馬は
トゥードジボン
以上1頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は外枠の方が多いし、複勝率も外枠が高い。
ただ内枠の馬が要らないという成績でもない。
実際に近2年は8番ゲート以内の馬が4頭好走している。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても特に枠順で重視すべき点は無いように思える。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・トニービン内包種牡馬
又は
父or母父に
・ロベルト系
です。
全体的に複勝率が高めなのはロベルト持ちや父ステイゴールド系。
また近2年ではトニービン内包種牡馬が3頭好走。
逆にディープインパクト産駒は出走数が多いだけで複勝率は悪い。
若い馬も少なくなってきているので更に好走率は下がってきそう。
今回の該当馬は
コレペティトール
サクラトゥジュール
ディスペランツァ
ワールドウインズ
以上4頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走距離1600~1800m
③ 前走G1で一桁人気で一桁着順 且つ 上り3位以内 or 4角4番手以内
④ 前走G2・G3で1着 or 3番人気以内 且つ 上り5位以内 or 4角2番手以内
⑤ 前走OPクラス以下で2番人気以内で1着
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①②+③or④or⑤に該当する馬は
ジュンブロッサム
プレサージュリフト
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走距離1600m以上のOPクラス以上出走馬
③ 前走牡馬混合G1出走馬で前走10番人気以内
④ 前走重賞で5着以内 or 4番人気以内 且つ 上り4位以内 or 4角2番手以内
⑤ 前走OPクラス出走馬は関西馬で4角4番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①②+③or④or⑤に該当する馬は
グランスラムアスク
ディオ
トゥードジボン
以上3頭です。
近2年は前走OPクラスから2頭の穴馬が出ています。
好走率が非常に悪いのですが、5番人気以下×前走OPクラス×前走4角4番手以内×関西馬だと(0・1・1・2)になります。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,0%です。
・7歳以上(0・0・0・24)複勝率0%
・前走OPクラス以下の関東馬(0・0・0・22)複勝率0%
・前走間隔3~14週以外(0・0・0・20)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く9番人気以下(0・0・0・39)複勝率0%
・前走から斤量増(0・1・0・33)複勝率2,9%
・前走馬体重485キロ以下の牡馬・セン馬(0・0・0・46)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・0・7)複勝率0%
・前走距離1400m以下(0・0・0・14)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
オニャンコポン
ディオ
トゥードジボン
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
今回は同型不在で自分の型に持ち込んだ時は5戦4勝。
ここまで挙げてきたデータでも合致する部分も多い。
残る好走条件は内枠。
出来るだけ内目を引ければよりチャンスは広がると思います。
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