このレースは中京競馬場で行われる芝2000m戦。
今年は例年のメンバーと比べるとG3戦かと思う程レベルが低そう。
そうなると過去データも通じない部分もあり、自分的には予想が難しい。
ただメンバーを見た感じでは勝負になるのは上位7頭くらいまでかなという感じはしますね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が開催時期が変わった2017年以降の過去6年の脚質傾向です。
これを見るととにかく逃げ馬に注目すべきでしょう。
驚異の複勝率83,3%でしかも5頭中4頭の人気が10・6・8・7番人気の人気薄。
今回のメンバーで逃げ候補と言えそうなのは過去の走りから判断してフェーングロッテンとヤマニンサルバム。
この2頭は超要注意でしょう。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去6年の枠順傾向です。
これを見ると好走馬はほぼ11番ゲート以内。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても似たような傾向です。
好走馬は11番ゲート以内が殆ど。
上記のデータを考慮して
12番ゲート以降不利
と判断します。
ちなみに15番ゲートから好走した馬は逃げ馬。
やはり外枠から好走するには前に行ける馬でないと厳しいということでしょう。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
・ディープインパクト
・キングカメハメハ
・ハーツクライ
です。
とにかく王道血統が走るレースです。
種牡馬体系も変わってきているので、数年後にはドゥラメンテ・キタサンブラック・モーリス・エピファネイア産駒辺りがその代表格となりそうですが、現時点では上記3頭を挙げておきます。
今回の該当馬は
アラタ
グランオフィシエ
ディープモンスター
ハヤヤッコ
プログノーシス
ポタジェ
ルビーカサブランカ
以上7頭です。
王道血統筆頭と言えばやはりディープ産駒。
ディープモンスター・プログノーシス・ポタジェは注目ですね。
「 消去法データ 」
消去法は2017年以降の過去6年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1で4着以内 又は 2番人気以内
② 前走1着馬
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
ディープモンスター
以上1頭です。
例年ならG1実績馬が消去法で残るのだが、今年はメンバーレベルが低すぎてこの馬しか残りませんでした。
G1実績馬以外で圏内に入った馬は4連勝中だったジャックドールと同じく4連勝中だったエアウィンザー。
これとディープモンスターを比べると明らかに劣るが…どうでしょう。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1出走馬
② 前走重賞で5着以内
③ 前走白富士S出走馬
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①or②or③に該当する馬は
アラタ
ポタジェ
ヤマニンサルバム
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去6年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は18,4%です。
・斤量55キロ以下・58キロ以上(0・0・0・12)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走間隔5週以内(0・1・0・17)複勝率5,5%
・前走G1出走馬を除く8着以下(0・0・0・11)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く敗戦馬の着差0,7秒以上(0・0・0・12)複勝率0%
・前走追い込み(0・0・0・9)複勝率0%
・前走G2出走馬(0・0・0・13)複勝率0%
(全馬共通)
・前走牡馬混合G1の3着以内牝馬を除く前走馬体重495キロ以下(0・0・1・32)複勝率3,0%
ただ今年はメンバーレベルが低いせいか495キロ以上の馬がヴェローチェオロしかいません。
よって条件を少し引き下げて495キロ以上⇒490キロ以上に変更します。
490キロ以上でも好走馬は同じく1頭です。
このデスデータを全て突破した馬は
ヤマニンサルバム
以上1頭です。
ちなみこのレースで前走495キロ以下から好走した馬はレイパパレ・デアリングタクト・ポタジェ・リスグラシューの4頭だけ。
このうち3頭は牡馬混合G1で3着以内の実績がある牝馬。
昨年のポタジェは例外と言えます。
基本的には馬格は必須条件と言えますね。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
ここを☟クリック
(A) ?????
データ派の人には好まれる馬だと思う。
前走は相性抜群のステップレースからの参戦で馬格も十分。
脚質的にもドンピシャ。
更に中京コース4戦4勝で言うことなし。
格下の身分だが今年のメンバーレベルを考えると十分すぎる買い材料が揃っている。
ただ当日は相当人気になってるかも…
コメントを残す