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菊花賞2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは阪神競馬場で行われる芝3000m戦。

昨年に続き阪神開催です。

春の主役を務めたドウデュース・イクイノックス・ジオグリフ・ダノンベルーガ辺りの出走が無いので、想定オッズ的には繰り上がりの2強?という感じ。

確かにそれでもその2強は強そうですが、穴馬の付け入る隙は十分あると思います。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

昨年に続き阪神開催です。

よって過去のデータが殆ど使えないので、同コース重賞の阪神大賞典と昨年の阪神開催の菊花賞を参考としました。

以下が2012年以降の脚質傾向です。

 

 

昨年の脚質傾向で推奨したディヴァインラヴが6番人気で3着と好走したので、今年も昨年のデータを使いたいと思います。

注目すべきは先行馬が5勝で捲りが5勝ということ。

共通する点は4角で前目に付けた馬が勝っている。

その他では上り1位の馬が8勝挙げているという点も注目。

そして菊花賞については過去10年で圏内に入った30頭中28頭は前走距離2200m以上

 

これらの条件を合わせた好走条件は

 

① 前走距離2200m以上
② 過去に2200m以上で上り1位で先行・捲りを経験した馬

 

今回これに該当するのは

 

ガイアフォース
セレシオン
ディナースタ

 

以上3頭です。

除外対象馬は入れていません。

 


枠順傾向データ 」

こちらのデータも同コース重賞の阪神大賞典と昨年の阪神開催の菊花賞を参考としました。

以下が2012年以降の枠順傾向です。

 

 

これを見ると18番ゲートから1頭好走馬が出ていますが、これは昨年の菊花賞のオーソクレース。

それを除けば好走馬は12番ゲートまで。

阪神大賞典のデータは13頭立てまでしかないので、菊花賞に関しては外枠でも問題ないと考えても良いのだろうか?

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると11番ゲートからの好走馬は昨年の菊花賞3着馬ディヴァインラヴ。

そう考えると阪神大賞典よりかは外枠が不利とも言い切れないかも。

ちなみに昨年の菊花賞の5番人気以下の一桁着順馬とゲートだが、順に11番・7番・9番・13番・8番・2番となっている。

やはり実力馬でない限り外枠は割引ではないだろうか。

上記のデータを考慮して

 

13番ゲート以降不利

 

と判断します。

多分フルゲートなので好走枠は6枠までということになります。

 


血統傾向データ 」

データは2017年以降の同コース重賞の阪神大賞典と昨年の阪神開催の菊花賞を参考としました。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・キズナ
・オルフェーヴル
・エピファネイア
・ディープインパクト
・ドゥラメンテ

です。

複数回圏内に入っていて、且つ複勝率30%以上の種牡馬を挙げました。

そして昨年の菊花賞馬タイトルホルダーの父であるドゥラメンテを付け加えました。

 

今回の該当馬は

 

アスクビクターモア
アスクワイルドモア
ジャスティンパレス
ディナースタ
ドゥラドーレス
プラダリア
ヴェローナシチー

 

以上7頭です。

除外対象馬は入れてません。

ちなみにハーツクライ産駒は3度圏内に来ていますが複勝率20%。

京都開催も含む過去10年の菊花賞でも(0・0・0・12)です。

春天のイメージとは別にして考えた方が良いかもしれません。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走神戸新聞杯で3着以内 且つ 上り2位以内

 

昨年以外は必ず神戸新聞杯組が絡んでいました。

現時点の想定オッズでは4番人気をヴェローナシチーとドゥラドーレスが争っている形ですが、個人的にはドゥラドーレスが4番人気ではないかと思っています。

よって今回はドゥラドーレス想定4番人気として扱います。

それを踏まえて上記の条件に該当する馬は

 

ジャスティンパレス

 

以上1頭です。

ただ今年はセントライト記念組の方がレベルが高いと思うんですよね。

ですが一応データ的にはジャスティンパレスですね。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走2勝クラス以上
② 前走重賞出走馬は5着以内 且つ 上り3位以内 or 4角4番手以内
③ 前走2勝クラス以上出走馬は距離2200m以上で2番人気以内で1着 且つ 上り2位以内 or 4角3番手以内

 

想定5番人気以下馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は

 

セイウンハーデス
セレシオン
ディナースタ
フェーングロッテン
ボルドグフーシュ
ヤマニンゼスト

 

以上6頭です。

除外対象馬は入れてません。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,0%です。

 

・前走間隔4~16週以外(0・0・0・22)複勝率0%
・前走6着以下(0・1・0・50)複勝率1,9%
・前走敗戦馬の着差1,2秒以上(0・0・0・20)複勝率0%
・前走馬体重491キロ以上(1・0・0・34)複勝率2,8%
・前走逃げ(0・0・0・16)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

セイウンハーデス
セレシオン
ディナースタ
フェーングロッテン

 

以上4頭です。

除外対象馬は入れてません。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(A)☟


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(A) ?????

一気に距離延長をした途端に楽々2連勝で長距離適性は間違いなくあると思う。

血統的にもジャックドールを兄に持つ。

ただジャックドールと違うのは、兄が父モーリスだったのに対しこの馬は長距離実績十分の種牡馬に代わっている。

まだ強敵相手との対戦が無いのは不安要素ではあるが、このレースはそういう馬が何度も穴をあけているレース。

この馬も十分その資質を秘めていると思います。

あとは極端な外枠に入らなければ良いのだが…

 


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