このレースは中山競馬場で行われる芝2000m戦。
登録馬を見渡すとボンドガールが頭一つ抜けているかなという印象。
ただダイワメジャー産駒で距離は？
また勝ちきれない面があるので、諸々考えると頭でというより軸向きですかね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去8年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬で好走したのは昨年のモリアーナだけ。
基本的に後方勢は避けたい。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走芝レースで脚質先行・差し・追い込み
② 前走初角・4角15番手以内
③ 前走G3以下出走馬の上り4位以内、前走G2以上出走馬の上り9位以内
意外にも前走追い込みだった馬の好走率は悪くない。
そして前走クラスによってある程度の上りも必要。
この時点で前走G1出走馬は(4・3・3・3)複勝率76,9％なのでこれ以上無理に絞り込まない。
よってこれ以降は前走G2以下に的を絞る。
前走G2以下出走馬で…
④ ノーザンファーム生産馬
⑤ 前走3着以内
⑥ 前走2勝クラス以下出走馬の前走距離2000ｍ
この条件で(7・4・5・6)複勝率72,7％になります。
この条件に該当する馬は
フォーザボーイズ
ボンドガール
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去8年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬8頭中7頭が10番ゲート以降。
複勝率でも外枠が高めです。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると全体傾向とは違って、むしろ外枠不利です。
14番ゲート以降からの好走馬は1頭だけ。
要するに外枠から好走している馬の殆どは実績・能力の高い馬だけということになる。
よって決して外枠有利なコースとは言えない。
上記のデータを考慮して
1～13番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・トニービン内包ミスプロ系種牡馬
・キズナ
・エピファネイア
又は
母父に
・クロフネ
です。
今回の該当馬は
カンティアーモ
ザブライド
バランスダンサー
フォーザボーイズ
ホーエリート
ミアネーロ
以上6頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2016年以降の過去8年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1で5番人気以内 or 上り5位以内
② 前走重賞で3着以内
③ 前走1着
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①or②or③に該当する馬は
エラトー
カンティアーモ
ボンドガール
以上3頭です。
消えたのはデビュー2連勝で前走ダートで大敗のクリスマスパレードです。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走オークス出走馬
② 前走牡馬混合重賞出走馬
③ 前走1・2勝クラスで3着以内 且つ 上り1位
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①or②or③に該当する馬は
サロニコス
ホーエリート
ミアネーロ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去8年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は9,0%です。
・キャリア4～9戦以外(0・0・0・22)複勝率0%
・前走間隔17週以上(0・0・0・17)複勝率0%
・前走OPクラス以下出走馬で4着以下(0・0・0・20)複勝率0%
・前走G1出走馬以外で4番人気以下(0・0・1・34)複勝率2,9%
・前走4角2番手以内(0・0・1・27)複勝率3,6%
・前走距離1800・2000・2400m以外(0・0・0・22)複勝率0%
・前走未勝利クラス(0・0・0・6)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
サロニコス
テリオスサラ
ホーエリート
ミアネーロ
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ？？？？？
前走・2走前共に大外を回す大味な競馬、3走前はドン詰まり競馬。
どのレースもそれなりに敗因がハッキリしていて、スマートに競馬が出来ればもっとやれているはず。
ステップレースに関してもこの組は要注意。
鞍上も乗り替わりで、特に中山コースなら信頼度は増す。
過去5年の同コース成績が100戦以上して単勝回収率・複勝回収率共に100％を超えているのは田辺騎手と今回の鞍上だけ。
開幕週というのが懸念材料だが、1着付けでも面白いかもしれない。
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