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桜花賞2023予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは阪神競馬場で行われる芝1600m戦。

三歳牝馬のクラシック第1戦桜花賞です。

予想オッズを見ると、阪神ジュベナイル覇者リバティアイランドとディープ産駒最後の世代ライトクオンタムの2強構成。

この2頭で本当にスンナリ決まるのか?

ただ少しくらいは荒れてくれないと面白くない。

どちらか1頭でも沈んでくれれば馬券的には高配当が期待できるんですがね。

 

そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が過去10年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると複勝率では逃げ~追い込み馬までほぼ互角。

ただ追い込み馬の複勝率が15%もあり、差し・追い込みで全体の7割も占めているように決め手のある馬が有利と言えそう。

そこで好走率の高い条件を調べてみると…

 

① 前走フィリーズレビュー1番人気で2着以内に入った4角12番手以内馬
(1・0・2・0)複勝率100%
② 前走チューリップ賞で4番人気以内で上り1位の4角12番手以内馬
(2・4・0・2)複勝率75,0%
③ 前走チューリップ賞以外のマイル重賞で初角5~9番手以内 且つ
1番人気で2着以内 or 3番人気以内で1着
(1・0・2・4)複勝率42,9%

 

ただ今年のチューリップ賞・フィリーズレビュー・クイーンステークス・フェアリーステークスはどのレースも波乱決着だったので上記の条件に該当するような馬はいませんでした。

このデータは来年まで取っておきます(-_-;)

次いで…

 

④ 前走G1・牡馬混合重賞出走馬で5番人気以内で3着以内の4角9番手以内馬
(3・2・0・1)複勝率83,3%

この条件に該当する馬は

 

ライトクオンタム
リバティアイランド

 

以上2頭です。

面白くもなんともない2頭だけが残ってしまったので、もう少し見方を変えて好走条件を探して見ると…

 

① 前走クラスG3以上
② 前走脚質差し・追い込み
③ 前走初角4角共に12番手以内
④ 前走上り3位以内
⑤ 前走3着以内

 

これで(4・4・6・16)複勝率46,7%です。

この条件に該当する馬は

 

ムーンプローブ
ライトクオンタム
リバティアイランド

 

以上3頭です。

前走フィリーズレビューのムーンプローブだけ追加することが出来ました。

厳密に言えばフィリーズレビュー組は1番人気馬しか来たことがありませんが、今年は例外もあり得るかも。

 


枠順傾向データ 」

以下が過去10年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると若干外枠の複勝率が落ちているように思えます。

ひと昔前は桜花賞の内枠は鬼門とさえ言える成績だったのですが、今はそんなことはありません。

 

今度は4番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると11番ゲート以降からは好走馬は僅か1頭。

 

上記のデータを考慮して

 

1~10番ゲート有利

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ダイワメジャー

又は

母父に

・非ヘイルトゥリーズン系

です。

種牡馬単体で見るダイワメジャーとディープインパクト産駒が複数回絡んでいるが、ディープ産駒は複勝率で見れば20%にも満たしていない。

そして一番の特徴を挙げるとすれば母父にヘイルトゥリーズン系の馬が1頭しか好走していないということ。

好走傾向と言うより、好走率が悪い条件と言った方が正しいでしょう。

今回の該当馬は

 

キタウイング
コナコースト
コンクシェル
シングザットソング
トーセンローリエ
ドゥーラ
ハーパー
モズメイメイ
ライトクオンタム
リバーラ

 

以上10頭です。

人気のリバティアイランドですが母父はロベルト系で遡ればヘイルトゥリーズン系。

過去のデータから言えば相性が非常に悪いですね。

*除外対象馬は入れていません。

 


消去法データ 」

消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~3番人気の上位人気馬消去法4番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は3番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走チューリップ賞で3番人気以内
② 前走G1・牡馬混合重賞で3着以内

 

現時点の予想オッズを見ると2強オッズで3番人気以下はどの馬が穴馬になるのかもわからない状態です。

よって今回は2番人気以内馬を対象とします。

予想オッズ2番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

ライトクオンタム
リバティアイランド

 

以上2頭です。

結局そのまま2頭残ってしまった。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は4番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走チューリップ賞で5番人気以内
② 前走チューリップ賞以外の重賞で2着以内 且つ 3番人気以内 且つ 上り4位以内

 

先程も言ったように穴馬の対象は3番人気以下とします。

予想オッズ3番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

エミュー
キタウイング
ドゥーラ
ペリファーニア

 

以上4頭です。

*除外対象馬は入れていません。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の4番人気以下限定のもので、このレースの4番人気以下馬の複勝率は8,8%です。

 

・美浦所属騎手(0・0・1・39)複勝率2,5%
・キャリア7戦以上(0・0・0・23)複勝率0%
・前走間隔3週以内(0・0・0・10)複勝率0%
・前走チューリップ賞以外の3着以下馬(0・0・0・38)複勝率0%
・前走6番人気以下馬(0・0・1・43)複勝率2,3%
・前走脚質追い込み(0・1・0・25)複勝率3,8%
・前走OPクラス以下(0・0・0・35)複勝率0%
・前走距離1800m以上(0・0・0・10)複勝率0%

 

今回は2強オッズとなっているので3番人気以下馬を対象にしています。

このデスデータを全て突破した馬は

 

シングザットソング

 

以上1頭です。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(A)

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(A) ?????

人気どころはライトクオンタムとリバティアイランド、そして3番人気はハーパーか?

とりあえず穴馬として挙げるならこの3頭以外から挙げたい。

 

抜群の安定性でとにかく崩れない。

前走も9着馬までが差し・追い込み馬という厳しい展開の中でこの馬だけが4角3番手で圏内確保。

やはり能力が高い証拠である。

脚質的にも自在性があり、どんな展開にも対応できるのは良い。

人気になるようなら穴馬でなく対抗馬に引き上げますが、買い目には是非入れておきたい1頭です。

あとは枠順次第…

 


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