このレースは札幌競馬場で行われる芝1800m戦。
力関係がわからない2歳戦ですが、2017年以降は紐荒れ程度のレースが続いており、上位人気も堅実に走っています。
あまり高配当は期待せずに、無難な馬券を狙っていくのがベストかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2013年の函館開催を除く過去9年分の脚質傾向です。
これを見ると複勝率で目立つのは先行・マクリ馬と上り1位馬。
極端な脚質の馬はやや劣勢か。
そこで前走脚質を見てみると好走率が高いのは…
① 前走上り3位以内
② 前走4角4番手以内
この条件で該当馬27頭中26頭が該当する。
ここから好走率が高い条件を積み重ねていくと…
② 前走2着以内
③ 前走間隔2週以上
④ 前走4番人気以内
⑤ 前走から斤量増減なし
ここまでの条件①~⑤で(8・9・6・42)複勝率35,4%になる。
もう少し絞りたかったが、決定的な材料がなかったので今回はここまでとします。
この条件に該当する馬は
ガイアメンテ
セットアップ
セントキルダ
トレミニョン
ロジルーラー
以上5頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2013年の函館開催を除く過去9年分の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は満遍なく出てはいるが、複勝率では11番ゲート以降が高めです。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると全体傾向ほど外枠が有利とは言えない。
でもどちらがと言えば外枠だが…
ただ現時点の登録馬は12頭だし…
迷ったが頭数関係なしに一つだけ突出しているデータがあった。
枠で見ると…
8枠が抜けていて、隣の7枠も良い。
上記のデータを考慮して
7枠以降有利
と判断します。
昨年は枠順有利不利無しと書いたが、よく考えるとやはり外枠の方が良いのかな。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・トニービン内包ミスプロ系
・キズナ
又は
母父に
・キングカメハメハ
です。
好走数で見ると父ステイゴールド系と母父キングカメハメハが最多ですが、今年はこの2系統の登録馬はいません。
また昨年はトニービン持ちのミスプロ系がワンツーフィニッシュしています。
今回の該当馬は
ガイアメンテ
ギャンブルルーム
ロジルーラー
以上3頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年の函館開催を除く過去9年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走3番人気以内で1着 且つ 上り2位以内 且つ 4角4番手以内
今回は5強オッズ構成になっているので、予想オッズ5番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ガイアメンテ
セットアップ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走クローバー賞・コスモス賞で上り3位以内
② 前走距離1800mで1着 且つ 上り3位以内 且つ 4角4番手以内
今回は5強オッズ構成になっているので、予想オッズ6番人気以下馬を下位人気馬として扱います。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
カイコウ
トレミニョン
マーゴットソラーレ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は2013年の函館開催を除く過去9年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は15,9%です。
・前走敗戦馬の着差0,4秒以上(0・0・0・11)複勝率0%
・前走5番人気以下(0・0・1・25)複勝率3.8%
・前走から斤量増(0・0・0・6)複勝率0%
・前走馬体重477キロ以上(0・0・1・21)複勝率4,5%
・前走上り4位以下(0・0・0・17)複勝率0%
・前走4角1番手(0・0・1・21)複勝率4,5%
・前走距離1200m(0・0・0・4)複勝率0%
今回は5強オッズ構成になっているので、予想オッズ6番人気以下馬を下位人気馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
トレミニョン
以上1頭です。
馬体重に関してですが、上位人気馬は馬格のある馬が好走していますが、穴馬に関してはその逆です。
馬格があってマイナスということはないでしょうが、データ的には割引です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
ここを☟クリック
(B) ?????
脚質傾向・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
前走降した2・4着馬は次走勝利。
これだけ材料が揃えばとりあえず穴馬1頭目に推すには十分でしょう。
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