このレースは札幌競馬場で行われる芝2000m戦。
スーパーG2戦らしく今年も豪華なメンバーが揃いました。
例年実力馬が揃うのであまり大きな配当は期待できなので、一応穴馬は狙ってはいくが高望みはしない方が良いかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が函館開催だった2013年を除く過去10年の脚質傾向です。
これを見ると先行勢も後方勢も互角の勝負。
どちらかと言えば後方勢がやや有利なようにも思えます。
そこで注目したのは複勝率92,3%もある上り1位馬。
上り1位で圏内に入った馬は12頭いますが、その内11頭が…
① 近4走以内に国内G1で上り6位以内を経験
② 近4走以内に国内G3以上で上り1位を経験
この条件に該当する馬は
アラタ
ウインマリリン
ケイデンスコール
ソダシ
ハヤヤッコ
ユーバーレーベン
ユニコーンライオン
以上7頭です。
ちょっと頭数が多くなってしまいました。
正直今回の登録馬で決め手勝負と言える馬は少ないですね。
ただ上記7頭の内ウインマリリン・ソダシ・ユニコーンライオンは先行馬。
仮に上記の馬から上り最速馬が出るとしたら、アラタ・ケイデンスコール・ハヤヤッコ・ユーバーレーベンのどれかだと思います。
「 枠順傾向データ 」
以下が函館開催だった2013年を除く過去10年の枠順傾向です。
これを見ると複勝率では5番ゲート内が圧倒的有利です。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると14番ゲート以降からは好走馬無し。
ただ全体傾向のように内枠に穴馬が密集しているという程でもない。
上記のデータを考慮して
14番ゲート以降不利
と判断します。
ただ5番ゲート内の馬は要注意ですね。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ハービンジャー
・キングカメハメハ
又は
母父に
・ヴァイスリージェント系
・キングカメハメハ系
です。
2020年のラッキーライラック以外は上記の血統傾向のどれかに当て嵌まります。
今回の該当馬は
アイスバブル
アラタ
グローリーヴェイズ
ソダシ
ハヤヤッコ
マカヒキ
以上6頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2012年以降の函館開催だった2013年を除く過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 前走G1出走馬
③ 前走5着以内 or 5番人気以内
④ 前走馬体重472キロ以上
想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ジャックドール
ソダシ
以上2頭です。
このレースはある程度馬格のある馬が好走しています。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 5~8歳以上
② 前走重賞出走馬
③ 前走4角6番手以下
④ 前走馬体重474キロ以上
想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アイスバブル
ケイデンスコール
ユニコーンライオン
以上3頭です。
穴馬に関しては馬格も重要ですが、前走4角位置というのも重要なポイントかもしれません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は函館開催だった2013年を除く過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は8,8%です。
・4歳以下・9歳以上(0・0・0・25)複勝率0%
・前走間隔中4週以内(0・0・0・16)複勝率0%
・前走3番人気以内(0・0・0・24)複勝率0%
・前走馬体重473キロ以下・515キロ以上(0・0・0・31)複勝率0%
・前走4角5番手以内(0・0・0・38)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・0・0・18)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
アイスバブル
ケイデンスコール
以上2頭です。
想定オッズでは全く人気がない2頭が残りました。
あまり荒れないレースなので、正直微妙かも…
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
(A) ?????
芝に転向して能力開花。
今回でその実力がどの程度かがわかるはず。
G1では微妙だが、叩き台のG1馬達相手ならまだ完全に底を見せていないだけに魅力がありますね。
コメントを残す