今回は有馬記念記念2020の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中山競馬場で行われる芝2500m戦。
ついに年末の大一番。
メンバー的にはジャパンカップよりは盛り上がりませんが、馬券的にはこちらの方が面白そう。
最後のG1レースなのでなんとしても当てたいですね。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が中山競馬場改修工事後の過去6年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬は壊滅的ですね。
そして有利な脚質は勝率・複勝率共に逃げ・先行馬。
ただ逃げ馬の圏内馬2頭は同じ馬で名馬キタサンブラックだけ。
過去10年まで遡ってもキタサンブラックだけ。
過去20年まで遡ればタップダンスシチーやダイワスカーレット等がいますが、重視するならやはり先行馬か。
過去6年で先行して圏内に入った馬を調べると、7頭中6頭が8番ゲート以内。
ただ前走脚質を見ると2018年のブラストワンピースや2017年のクイーンズリングは差し馬で、とても先行策を取るとは思えない馬だった。
そう考えると先行脚質の馬でなくとも内枠に入れば積極策にでる馬もいるということ。
脚質傾向というより枠順傾向になってしまいましたが、内枠は要注意と言うことでしょう。
ちなみに過去6年で
① 8番ゲート以内
② 前走ジャパンカップ4着以内 又は 菊花賞1着馬
③ 前走4角6番手以内
この条件全てに当て嵌まった馬は過去6年で7頭いて5頭が圏内に入っています。
今回②③の条件に該当する馬はカレンブーケドールだけで、8番ゲート内に入れば積極的に買いたい1頭です。
あと差し馬の成績も悪くはないので、差し馬で好走しそうな条件を挙げると、
① 前走上り3位以内
② 前走4角6番手以内
③ 前走菊花賞・ジャパンカップ・天皇賞秋の出走馬で4着以内
この条件全てに当て嵌まった馬は過去6年で8頭いて5頭が圏内に入っています。
しかし今回は残念なことに対象馬はいません。
ただ③の条件をG1という条件だけに緩めればラッキーライラックが該当します。
気になるのは、前走鞍上だったルメール騎手はフィエールマンに騎乗することになり、ラッキーライラックには距離が長いなんてコメントを見るとやはり割引かな?
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父方に
・トニービン内包種牡馬
又は
・ロベルト内包馬
・ダンチヒ内包馬
です。
今回の該当馬は
オーソリティ
キセキ
サラキア
バビット
ブラストワンピース
ペルシアンナイト
ラッキーライラック
以上7頭です。
除外対象馬は対象としていません。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走天皇賞・菊花賞・ジャパンカップで2番人気以内or2着以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
クロノジェネシス
フィエールマン
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
前走はあり得ないくらいのペースで逃げて、1000m通過時点で終わった。
ただそれで8着に残ったのはある意味凄いことで、馬の衰えがないことも確認できた。
あとは内枠さえ引ければチャンスありでしょう。
そして鞍上が暴走しないように制御してくれることを祈るのみ。
コメントを残す