今回は日経新春杯2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中京競馬場で行われる芝2200m戦。
今年は中京開催となっていて、昨年までの京都芝2400mとは全く別物。
データ的にも使えるものが限られ悩まされそうですが、メンバーレベルをみても現実的に狙えそうな穴馬が少ない。
個人的には堅いレースになるのではないかと思っています。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
中京競馬場改修工事後の500万クラス以上で馬場条件も近い開幕6日目以降で調べました。
以下がその脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬はやや劣勢。
そして意外にも開幕6日目以降でも逃げ馬の成績が非常に良いです。
それでもデータ的には差し馬くらいまでは平均的にチャンスはありそうです。
訂正箇所があったので記事を更新しています。
ただ先週の中京競馬場芝レースは引き続き前目での決着が目立っています。
月曜開催の馬場を見るのを忘れてました、すみません(;^_^A
先週の月曜中京芝は4レースで圏内馬12頭中7頭が後方勢。
差しで4頭・追い込みで3頭でした。
後方勢有利な可能性は十分ありそうです。
あとは土曜の馬場を見て判断するのがベストでしょう。
次は枠順傾向です。
こちらも中京競馬場改修工事後の500万クラス以上で馬場条件も近い開幕6日目以降で調べました。
以下がその枠順傾向です。
これを見るとやや外枠が劣勢にも見えますが、決定的な差はないと思います。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると外枠は明らかに不利ですね。
12番ゲート以降から狙えるのは人気馬だけです。
訂正箇所があったので記事を更新しています。
依然として中京は前残りが顕著で、現時点の馬場バイアスとデータ的にも内有利と考えて良いのではないでしょうか。
こちらも同じく月曜開催の馬場を見るのを忘れてました。
先週の月曜中京芝は4レースで圏内馬12頭中8頭が5枠以降から出ています。
データとは違い外枠有利な可能性が十分ありそうです。
ただ注意したいのは外枠の逃げ馬や先行馬。
シンザン記念を逃げて制したピクシーナイトのように、一気に内を確保できそうな馬なら外枠でも警戒は必要でしょう。
上記のデータを考慮して
1~11番ゲート有利(データ上では)
先週月曜のような馬場が続くなら5枠以降有利
と判断します。
次に血統傾向です。
こちらもまたまた同じく過去データが使えないので、中京競馬場改修工事後の500万クラス以上、サンプル数10レース以上出走した産駒の過去5年を調べました。
対象種牡馬は絞って複勝率30%以上としています。
その傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープブリランテ
・ハーツクライ
・ディープインパクト
です。
あくまで参考程度ですが、今回の該当馬は
アドマイヤビルゴ
サトノインプレッサ
サトノソルタス
リンディーホップ
レクセランス
以上5頭です。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走菊花賞or有馬記念出走馬 又は 前走1着or上り1位
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は9回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アドマイヤビルゴ
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 牡馬
② 6歳以下
③ 斤量51~56キロ
④ 前走距離芝2000m以上
⑤ 前走1600万クラス以下は1着馬のみ
⑥ 関西馬
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で6回。
そしてその6回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は6回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
サトノインプレッサ
レクセランス
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
今回のメンバーを見るとどう考えても荒れる予感が全くしない。
2頭挙げるならまずはトップハンデは気になるが左回り専用機のダイワキャグニー。
ただ2000mまでがベストかな。
唯一妙味と実力のバランスが取れている馬を挙げるとすればこの馬しかいません。
(A)
前走は長期休み明けからの2戦目。
アドマイヤビルゴに敗れはしたがコンマ1秒差の2着。
しかもその時は斤量2キロ差で今回は同斤量。
クラシックでもそれなりに善戦した馬で今回のメンバーなら能力はそう劣ることはない。
ビルゴが断然人気でこの馬がソコソコオッズなら頭まで狙える妙味ありな馬だと思います。
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