今回は愛知杯2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中京競馬場で行われる芝2000m戦。
とにかくまともに決まらない大荒れのハンデ戦ですが、今年はセンテリュオが登場。
2走前にはカレンブーケドールを撃破したほどの実力馬。
この馬が消えたら今年も大荒れですね。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
このレースは開催時期や開幕何日目とかコロコロ変わっています。
よって今回の条件と同じ開幕5日目開催だった2012~2014年を参考にしました。
以下がその脚質傾向です。
これを見ると前目の馬が有利ではあるが、差し・追い込みにもチャンスは十分ありそう。
ちなみに先週の月曜中京芝は4レースで圏内馬12頭中7頭が後方勢。
差しで4頭・追い込みで3頭でした。
追い込み馬が3頭も食い込んできていることを考えると、そろそろ前残りから差し馬場へ変貌してきている可能性が高そうです。
今年は強力な逃げ馬が3頭もいますし、ペースは十分流れそう。
そうなると狙いたくなるのは差し・追い込み馬。
上位人気が予想されるセンテリュオやマジックキャッスルには有難い展開ではないでしょうか。
次は枠順傾向です。
脚質傾向と同じく、今回の条件と同じ開幕5日目開催だった2012~2014年を参考にしました。
これを見ると明らかに外枠に好走馬が偏っています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとサンプル数は少ないもののやはり外枠優勢か。
ただ内枠からも穴馬は出ているので判断が難しい。
ちなみに先週の月曜中京芝は4レースで圏内馬12頭中8頭が5枠以降から出ています。
脚質傾向と合わせて考えると外差し馬場になる可能性も十分ありそう。
先週月曜のレース傾向と上記のデータを考慮して
9番ゲート以降有利(5枠以降)
と判断します。
次に血統傾向です。
昨年の小倉開催を除く過去5年(データは4年分)の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ハービンジャー
・キングカメハメハ
・マンハッタンカフェ
又は
母父or母母父に
・ボールドルーラー系
です。
京成杯と傾向が似ていて切れるディープ産駒よりパワータイプの種牡馬が多く活躍しています。
また上記の表には載っていませんが、ボールドルーラー系の血を持つ馬の活躍も顕著です。
今回の該当馬は
ウラヌスチャーム
サマーセント
以上2頭です。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
開催時期が1月となってからのデータを参考としました。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
2016年以降の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 6歳以下
② 斤量53~56キロ
③ 前走5着以内 且つ 4番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去5年で4回。
そしてその4回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は4回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
センテリュオ
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
開催時期が1月となってからのデータを参考としました。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
2016年以降の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 7歳以下
② 斤量50~56キロ
③ 前走重賞クラス以上で上り3位以内 又は 前走1000万クラス以上の1着馬
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去5年で5回。
そしてその5回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は5回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
サトノガーネット
ナルハヤ
リンディーホップ
レッドアステル
以上4頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
正直マイナス要素の方が大きい。
高齢馬・酷斤量で望みは薄いかもしれない。
ただ展開が嵌れば後方一気のこういうタイプの馬が穴をあけそう。
後はペースが流れることを祈るのみ。
(B)
この馬を選んだ理由は(A)馬と同じ理由。
そして同コース重賞勝利があるというのも買い材料の一つ。
近走の上りを見てもまだ切れ味は十分ありそうなので、展開待ちだが一発ありそうな馬だと思います。
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