今回は弥生賞ディープインパクト記念2021の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中山競馬場で行われる芝2000m戦。
G1馬ダノンザキッドが登場です。
正直この馬に勝たれると馬券的には全く面白くない。
基本馬単勝負なのでできれば3着以下に沈んで欲しいのですが、頭を一本に絞るかどうか週末まで考えてみます。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が中山競馬場改修工事後の過去6年の脚質傾向です。
これを見ると勝馬は先行・差しで3勝づつの計6勝。
複勝率でもこの2つの脚質が断然有利。
そして上りも3位以内で計6勝。
複勝率も3位以内でかなりの割合を占めている。
ということで先行・差しと上り3位以内というポイントを踏まえてデータを探ってみました。
そこで最も好走率の高かった条件は
前走4角4番手以内で上り最速
この条件に合致する馬は過去6年で6頭いて、1着3頭・2着2頭・着外1頭で勝率50%・複勝率83.3%でした。
今年はこの条件に合致する馬はゴールデンシロップ・シュネルマイスター・ダノンザキッドの3頭。
さすがにゴールデンシロップは厳しいかもしれないが、ダノンザキッドを負かす可能性があるとしたらシュネルマイスターかもしれませんね。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ハーツクライ
です。
ただ今年はハーツクライ産駒が僅か1頭だけ。
種牡馬も世代交代の時代が徐々に訪れている気がします。
今回の該当馬は
タイセイドリーマー
以上1頭です。
対象馬には入れませんでしたが、ダノンザキッドの父ジャスタウェイはハーツクライ産駒。
またハーツクライ産駒はトニービン持ちで、同じトニービン持ちのルーラシップ産駒も好走例がある。
今年は同じトニービン持ちのドゥラメンテ産駒がいて、タイトルホルダー・レインフロムヘヴン・ワンデイモアがその3頭。
血統的にはちょっと気になりますね。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走G1で2番人気以内 又は 前走500万クラス以上で1着or1番人気
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
シュネルマイスター
ダノンザキッド
以上2頭です。
ここまで見返すとやっぱり頭で狙うならこの2頭ではないかと思いますね。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
同距離2000mで2連勝。
しかも前走は同コースでの勝利。
血統傾向で少し書いたドゥラメンテ産駒というのも気になる。
あとルメール騎手や川田騎手には劣るが、2016年以降の過去5年で同コースの複勝率が40%近くあるこの鞍上にも期待しています。
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