このレースは東京競馬場で行われる芝1800m戦。
今年の登録馬は13頭ですが、メンバーを見ると中心視できる馬がいなく大混戦。
下位人気馬にもチャンスは十分あるでしょう。
ただ人気が割れ過ぎているレース程まあまあ荒れた結果でも配当が大したことがないことが多い。
オッズにも十分注意を払って馬券を組み立てなければいけないですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると追い込みで5勝挙げていて決め手勝負のレースとも言えそうですが、先行馬の複勝率はトップ。
不振なのは逃げ馬だけですね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り2位以内
上り3位以下からは特に大きな差はないが、2位と3位の間には大きな差があります。
ここから更に好走率が高い条件を積み重ねると…
② 前走5番人気以内
③ 前走OPクラス以下出走馬は1着
この条件①~③で(5・3・3・4)複勝率73,3%になり、2013年以降例外なく毎年好走馬が出ています。
この条件に該当する馬は
ストーリア
ルージュスティリア
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると中枠付近がやや成績が悪い気もするが、内外で大きな差は無さそう。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると内枠に好走馬が多く集まっている。
昨年のこのレースの記事では5番人気以下で見ると枠順有利不利はそれ程なかったが、6番人気以下で見ると内が良さそう。
コース形態がスタートして間も無くコーナーに差し掛かるので、このような結果になるのだと思う。
実力のない馬ほど枠順が大きく左右するのでしょう。
上記のデータを考慮して
1~6番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ハーツクライ
・オルフェーヴル
・ヴィクトワールピサ
・ノーザンダンサー系
又は
母父に
・父ディープインパクト以外のミスプロ系
です。
この中でもズバ抜けて成績が良いのが父ノーザンダンサー系で複勝率57,1%になります。
またディープインパクト産駒はこのレースとは極めて相性が悪く、複勝率4,3%になります。
今回の該当馬は
イズジョーノキセキ
シンリョクカ
ファユエン
プレサージュリフト
ライラック
以上5頭です。
プレサージュリフトは長期休養明けですが、今回唯一のノーザンダンサー系となります。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で2番人気以内
非常にシンプルな条件ですが、毎年例外なく好走馬が1頭以上は出ています。
そして今回は大混戦なので予想オッズ6番人気以内を上位人気馬として扱います。
予想オッズ6番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ディヴィーナ
ルージュスティリア
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞出走馬は4着以内 or 4番人気以内
② 前走OPクラス以下出走馬は3番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
大混戦なので予想オッズ7番人気以下を下位人気馬として扱います。
予想オッズ7番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
コスタボニータ
フィアスプライド
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は10,3%です。
・斤量56キロ以上(新斤量制度に換算)(0・0・0・7)複勝率0%
・前走間隔5~17週以外(0・0・0・24)複勝率0%
・前走10着以下(0・0・0・22)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,6秒以上(0・0・0・39)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・0・19)複勝率0%
・前走から斤量増(0・0・0・16)複勝率0%
・前走馬体重447キロ以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・8)複勝率0%
・前走クラスG2以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走距離2000m(0・0・0・25)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
コスタボニータ
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
ここを☟クリック
(B) ?????
今回のメンバーを見ると逃げ馬不在で先行馬と言える馬も少ない。
決め手勝負のレースではあるが、前残りも十分ありそう。
前残りと仮定するならこの馬を挙げたい。
このメンバーならある程度位置は取れるはず。
重賞に挑むようになってからは安定した成績を挙げている。
データ的にも穴が少なく鞍上も信頼できそうなので面白いと思います。
あとは内枠に何としても入って欲しいですね。
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