このレースは中京競馬場で行われる芝2000m戦。
今年は中京開催ということで使えない過去データも多いです。
よって今回は過去の同コース重賞等のデータを利用して予想していきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年以降の同コース重賞開幕1~2日目の脚質傾向です。
これを見ると開幕週らしく追い込み馬は劣勢。
そこで前走脚質を見てみると…
① 追い込み馬以外
前走脚質で見ても同じで追い込み馬は分が悪い。
やはり開幕週らしくあまり後方からの馬は良くない。
この条件に該当する馬は
グランスラムアスク
シリウスコルト
テーオーシリウス
ディープモンスター
レッドランメルト
以上5頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2014年以降の同コース重賞開幕1~2日目、13頭立て以上の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は4番ゲート以内、複勝率では8番ゲート以内までが比較的安定しています。
やはり外枠はあまり良く無さそう。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
中京芝2000m重賞と言えば金鯱賞ですが、金鯱賞はやたらとクラシック血統が走るレースでローカルハンデ重賞とは性質が違うように思えます。
そこで同じG3の3歳以上牡馬混合重賞で2019年以降に開催された中日新聞杯と鳴尾記念を参考にした。
傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ミスプロ系
又は
母父に
・ノーザンダンサー系
です。
ミスプロ系の複勝率は20%超えくらいでそこまで高くありませんが、7回中6回好走馬が出ています。
また母父ノーザンダンサー系の複勝率は24,3%です。
今回の該当馬は
グランスラムアスク
シリウスコルト
セントカメリア
メモリーレゾン
レッドランメルト
以上5頭です。
ただディープインパクト産駒の成績は(2・0・0・20)複勝率9,1%でピンかパー。
決して良い成績とは言えません。
グランスラムアスクとレッドランメルトはディープインパクト産駒なので、やや気になるところです。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走芝2000m重賞出走馬 or G1出走馬
② 前走7番人気以内
③ 前走G1出走馬以外は前走一桁着順 且つ 前走上がり7位以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ディープモンスター
リフレーミング
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 斤量54キロ以上(新斤量制度に換算)
③ 前走距離1800m以上
④ 前走上り6位以内 or 初角or4角5番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
テーオーシリウス
メモリーレゾン
レッドランメルト
ヴェローナシチー
以上4頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は16,8%です。
・8歳以上(0・0・0・6)複勝率0%
・斤量53キロ以下(0・0・0・13)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走OPクラス以下で前走7着以下(0・0・0・17)複勝率0%
・前走馬体重520キロ以上(0・0・0・8)複勝率0%
・前走距離1700m以下(0・0・0・9)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
テーオーシリウス
メモリーレゾン
レッドランメルト
以上3頭です。
ただメモリーレゾンは長期休養明け。
実績は問題ないが今回はあくまで試走か?
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
成績的に見ると終わっているように思えますが、今回はこの馬が走れるベストな条件が揃った。
開幕週で同型不在。
ハンデ戦で斤量も前走から1キロ減。
これで内枠が引ければもしかするかもしれません。
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