このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
今年はかなりの大混戦で人気馬と穴馬の区別がつかない。
こういうレースは何を穴馬にするのかも難しいし、当たったとしても「こんなに安いの？」なんてことも多い。
レース当日までオッズを眺めてからの結論になりそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬は壊滅。
ただそれ以外は特にマイナスと言える程のデータは見当たらない。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走4角3番手以下
② 前走脚質逃げ以外
前目で競馬をする馬の成績は明らかに悪い。
ここから好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 5歳以下
④ 前走間隔4週以上
⑤ 前走距離1600・1800・2000・2200ｍ
⑥ 前走敗戦馬の着差1,5秒以内
⑦ 前走G3以下出走馬は前走2着以内 or 2番人気以内
この条件①～⑦で(10・6・8・25)複勝率49,0%になります。
もっと絞り込みたかったのですが、これ以上は見つかりませんでした。
この条件に該当する馬は
イルーシヴパンサー
シャンパンカラー
ジャスティンスカイ
ソーヴァリアント
ダノンタッチダウン
マテンロウオリオン
レッドモンレーヴ
以上7頭です。
ただ今年のメンバーを見ると逃げ馬はユニコーンライオンだけで先行馬も少ない。
決め手勝負のレースではあるが、近走の走りを見る限りではエターナルタイム・ソーヴァリアント・ユニコーンライオン辺りの前残りもあるかもしれない。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると内でも外でも好走馬は出ている。
ただ昨年まではあまり気にしていなかったが、勝ち馬は内枠の方が多いが、複勝率では外枠の方が良い。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると1～3番ゲートで好走馬無し。
複勝率では7番ゲート以降からの方が良い。
一応枠番で全体傾向を見ると…
やはり内枠は良くない。
上記のデータを考慮して
4枠以降有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
・ディープインパクト
・キングカメハメハ系
又は
母父に
・ロベルト系
です。
この中でも近2年はロードカナロア産駒が絶好調ですね。
今回の該当馬は
エターナルタイム
キラーアビリティ
シャンパンカラー
ソーヴァリアント
タイムトゥヘヴン
ダノンタッチダウン
レッドモンレーヴ
以上7頭です。
青字の馬はロードカナロア産駒です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走国内重賞で上り5位以内 or 4角4番手以内
現時点の予想オッズでは大混戦で人気馬と穴馬の区別がつかないが、恐らくイルーシヴパンサー・ナミュール・レッドモンレーヴ、そして血統と勢いと鞍上人気でエターナルタイムまでが4番人気以内ではないだろうか。
今回はイルーシヴパンサー・ナミュール・レッドモンレーヴ・エターナルタイムを上位4頭として扱います。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
レッドモンレーヴ
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 前走上り3位以内 or 4角5番手以内
③ 前走マイルG1出走馬
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①＋②or③に該当する馬は
シャンパンカラー
ダノンタッチダウン
マテンロウオリオン
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は8,8%です。
・6歳以上(0・0・0・39)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,2秒以上(1・0・0・22)複勝率4,3%
・前走11番人気以下(0・0・0・21)複勝率0%
・前走から斤量増(0・0・1・25)複勝率3,8%
・前走4角3番手以内(0・0・0・28)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ジャスティンスカイ
ダノンタッチダウン
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
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(B) ？？？？？
この馬が今まで戦ってきた相手のレベルは正直疑問。
だがここは自分の主観は置いておいてデータから推奨した。
脚質・血統・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
自分の挙げたデータ的には文句なし。
半兄にダノンザキッドがいる良血。
マイルで挙げた実績は相手がたまたま弱かっただけと証明して欲しい。
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