このレースは東京競馬場で行われる芝2000m戦。
昨年は絶対王者イクイノックスがいましたが、今年は抜けた馬はいない。
粒揃いではありますが長期休養明けや前走大敗などもいて、それなりに不安要素もある。
どの馬にもチャンスがありそうで面白いレースになりそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると勝ち馬は先行・差しで10勝。
追い込みの複勝率はやや落ちますが、好走馬6頭で軽視する程でもない。
そこで前走脚質を見てみると、まず前走G1組だがハッキリ言って好走率が高すぎて脚質など関係ない。
それでも敢えて脚質面で高い好走率を調べてみると…
① 前走G1で差し・追い込み・マクリで上り4位以内 且つ 前走2番人気以内
次いで前走G2組で調べてみると…
② 前走G2で差し馬 且つ 前走2番人気以内
この条件で(8・4・4・2)複勝率88,8%になります。
この条件に該当する馬は
ドウデュース
以上1頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると外枠も好走馬はいますが区切るとしたら9番ゲート以内。
勝ち馬・複勝率共に9番ゲート以内が良い。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると意外と外枠も悪くない。
外枠だからと言って簡単に消せないかも。
ただフルゲートの大外枠付近は共通して悪い。
14番ゲートくらいまでが良いでしょう。
上記のデータを考慮して
1~9番ゲート有利
15番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ロードカナロア
又は
父or母父に
・ヴァイスリージェント系
又は
・トニービン内包馬
です。
この条件で好走馬全てが該当します。
今回の該当馬は
サトノエルドール
ジャスティンパレス
ダノンベルーガ
ドウデュース
ベラジオオペラ
ホウオウビスケッツ
マテンロウスカイ
リバティアイランド
以上8頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 前走国内牡馬混合G2クラス以上
③ 前走3着以内 且つ 3番人気以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
レーベンスティール
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 4・5歳
② 前走国内G1で2番人気以内 or 5着以内
③ 前走G2で3着以内 or 2番人気以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
ジャスティンパレス
ホウオウビスケッツ
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は8,9%です。
・4~5歳以外(0・0・0・46)複勝率0%
・前走8番人気以下(0・0・0・29)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,1秒以上(0・0・0・17)複勝率0%
・前走馬体重470~516キロ以外(0・0・1・21)複勝率4,5%
・前走4角10番手以下(0・1・0・27)複勝率3,6%
・前走毎日王冠・宝塚記念・札幌記念・安田記念以外出走馬(0・0・0・45)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ホウオウビスケッツ
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A)(B) ?????
前に行きたそうなのがこの2頭。
ただしこの2頭の騎手の間柄を考えると競り合って潰れるということは考えにくい。
意外とスンナリ隊列が決まってしまえば、どちらか1頭の前残りも十分考えられる。
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