このレースは函館競馬場で行われる芝2000m戦。
開催時期変更により、このレースのステップレースである巴賞がこのレースの後の開催となりました。
よって今回の消去法は巴賞組のデータを除外したデータとなります。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると「逃げ」「先行」が有利ですね。
特に今回は前に行きたい馬もそれ程多くないので、馬券の中心に据えるなら前に行ける馬が良いかもしれません。
ちなみに近4走中3走以上で4角5番手以内を通過した馬はアウスヴァール・ハヤテノフクノスケ・ボーンディスウェイ・マコトヴェリーキー・ランスオブクイーンの5頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬10頭中8頭が9番ゲート以内。
複勝率で見ても途切れずに好走しているのは10番ゲート以内。
内～中枠辺りが良さそう。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとやはり10番ゲート以内が安定している。
14・15番ゲートから好走した5頭が気になるが、この5頭の4角通過順は3・6・2・3・1番手。
やはり内前有利と判断して良さそう。
上記のデータを考慮して
1～10番ゲート有利
と判断します。
今年から開催時期が変わっているので土曜日の馬場を確認しておきたいですね。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
又は
父or母父に
・ヴァイスリージェント系
又は
父or父母父or母父or母母父に
・ロベルト系
です。
このレースと言えばロベルト系というイメージですが、段々とその傾向が薄れている。
父or父母父or母父or母母父がロベルト系だった好走馬は2020～2023年まで各年1頭で昨年はついに好走馬無し。
代わりに近年は父にノーザンダンサー系(3・1・0・8)は勢いが増している。
あとヴァイスリージェント系は昨年のホウオウビスケッツもそうですが、父or母父ヴァイスリージェント、特に母父はクロフネに限定すると(2・0・1・4)で中々の好走率です。
ただ今年は該当馬がいません。
今回の該当馬は
アルナシーム
キミノナハマリア
グランディア
ディマイザキッド
トップナイフ
ハヤテノフクノスケ
マイネルモーント
マコトヴェリーキー
ランスオブクイーン
以上9頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は巴賞組を除いた5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
巴賞組はソコソコ好走馬が出ていましたが、開催時期の変更で今年から巴賞は函館記念の後の開催です。
よって巴賞組はデータから除外します。
① 斤量57,5キロ以下
② 前走芝で6着以内
③ 前走間隔半年未満
④ 前走馬体重509キロ以下
⑤ 前走3勝クラス以上
⑥ 前走OPクラス以下出走馬は前走2着以内で斤量増馬は除く
⑦ 前走G3出走馬は前走4番人気以下
これで(6・2・4・0)複勝率100％になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
マコトヴェリーキー
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は巴賞組を除いた6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 関東馬は前走G2以上出走馬
② 前走重賞出走馬
③ 7歳以下
④ 前走6番人気以下
⑤ 斤量53～57,5キロ
⑥ 前走から斤量1キロ以上増馬は除く
⑦ 前走馬体重450キロ以上
⑧ 前走4角14番手以内
⑨ 前走G3出走馬は前走脚質先行・差し
⑩ 前走G2出走馬の敗戦馬の着差1,1秒以内
これで(2・4・5・4)複勝率73,3％になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
キミノナハマリア
トップナイフ
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
巴賞組はソコソコ好走馬が出ていましたが、開催時期の変更で今年から巴賞は函館記念の後の開催です。
よって巴賞組はデータから除外します。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は15,5%です。
・前走G3以下の関東馬(0・0・0・23)複勝率0%
・8歳以上(0・0・0・6)複勝率0%
・前走5番人気以内(0・0・0・15)複勝率0%
・前走G3以下で上り5着以内(0・0・0・10)複勝率0%
・前走G3以下で上り5位以内(0・0・0・15)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・0・0・19)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
キミノナハマリア
トップナイフ
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ？？？？？
メンバー構成と過去傾向から先行力を重視してこの馬。
距離2000ｍはベストで特に4走前の競馬は評価したい。
8着以内の内6頭が差し追い込み馬の中、大外枠から先行して今回上位人気が予想されるマイネルモーントとコンマ1秒差の勝負。
その時と比べ今回斤量はこの馬が1キロ有利になる。
能力的にはやれる要素は持っている。
あとは枠順で内枠が欲しいですね。
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