このレースは京都競馬場で行われる芝2200m戦。
今年の主役はオークス馬チェルヴィニアでしょう。
ルメール騎手の調子がイマイチとは言え、今回のメンバーで消えるとは考えにくい。
いかに買い目を減らして回収率を上げるかというレースになるのではないでしょうか。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-2025-02-11-105249.png)
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2015年以降の京都開催過去7年の脚質傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-2025-02-10-084702.png)
これを見ると追い込みは全滅。
上り6位以下の成績もかなり悪い。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走重賞で前走脚質追い込み以外
② 前走G3で上り4位以内
③ 前走G2で上り6位以内
*前走海外遠征馬はデータがない直近国内戦を対象
前走脚質で見てもやはり追い込み馬は分が悪い。
そして前走G2・G3組はある程度上りの脚があった馬が良い。
これで(7・6・6・12)複勝率61,3%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
④ キャリア23戦以内
⑤ 前走馬体重440キロ以上
⑥ 前走G3出走馬は1着
⑦ 前走ハンデ戦G2出走馬は除く
⑧ 前走G1出走の牝馬は前走5着以内
この条件で(7・6・6・4)複勝率82,6%になります。
この条件に該当する馬は
ソールオリエンス
チェルヴィニア
ヨーホーレイク
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2015年以降の京都開催過去7年の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-2025-02-09-211038.png)
これを見ると勝ち馬は8番ゲートまで、複勝率では10番ゲート以内が安定していますね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-2025-02-09-211648.png)
穴馬で見ると好走馬は8番ゲートまで。
なるべく内寄りが良さそう。
上記のデータを考慮して
8番ゲート以内有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-2025-02-09-205709.png)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ステイゴールド系
・ミスプロ系
又は
母父に
・ヴァイスリージェント系
です。
上記の条件は好走率が高くて該当馬は(3・5・5・14)複勝率48,1%になります。
今回の該当馬は
エヒト
バビット
フォワードアゲン
ブレイヴロッカー
プラダリア
マコトヴェリーキー
ヨーホーレイク
以上7頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-2025-02-09-201630.png)
① 前走重賞出走馬
② 6歳以下でキャリア23戦以内
③ 牝馬は前走から斤量同・減
④ 前走G2・G3出走馬は前走4角5番手以内で4着以内
⑤ 前走国内G1出走馬の前走敗戦馬の着差1,0秒以内
これで(7・7・6・4)複勝率83,3%になります。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
プラダリア
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-2025-02-09-200339.png)
① 前走重賞出走馬
② 前走G1出走馬以外は関西馬
③ 7歳以下でキャリア26戦以内
④ 前走間隔18週以内
⑤ 前走G3出走馬は前走5着以内 且つ 9番人気以内
⑥ 前走から斤量±2キロ以上馬は除く
⑦ 前走馬体重460~499キロ
⑧ 前走脚質逃げ・先行・差し
⑨ 前走距離1800m以上
これで(3・3・3・3)複勝率75,0%になります。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ショウナンバシット
セイウンハーデス
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は11,8%です。
・前走G1出走馬以外の関東馬(0・0・0・17)複勝率0%
・キャリア27戦以上(0・0・0・21)複勝率0%
・前走G3以下で6着以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走G3以下で10番人気以下以下(0・0・0・8)複勝率0%
・前走G3以下 又は G2以上で6着以下の今回斤量増馬(0・0・0・19)複勝率0%
・前走馬体重466~499キロ以外(0・0・0・36)複勝率0%
・前走脚質追い込み(0・0・0・30)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・0・0・13)複勝率0%
・前走距離1800~2400m以外出走馬(0・0・0・15)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
セイウンハーデス
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
傾向からは外れる格下の身分だが、実際にはG1で4着の実績がある馬で能力は十分。
そんな馬が長らく低迷が続いていたが、前走で復活の兆しか?
鞍上は乗り替わりだが、上位騎手を確保できたのも良い。
今回は(2・0・1・0)のベスト距離で完全復活に期待したい。
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