このレースは阪神競馬場で行われる芝1400m戦。
2016年に距離が1400mに変更になってから今年で8年目、阪神開催となってからは3年目となります。
昨年こそ堅かったですが、それ以前の3年は波乱傾向でした。
今年のメンバーを見ると3戦連続大敗続きのウォーターナビレラが1番人気想定。
まあ1番人気にはならないとは思いますが、それでもこの馬が人気になるくらいですから荒れる予感は十分します。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が阪神開催となってからの過去2年の脚質傾向です。
これを見るとサンプル数は少ないですが、断然前有利と言える結果です。
前で競馬をして好走した馬は4頭いますが、近走の競馬を見ると積極的な競馬をした馬が多いです。
好走馬4頭中3頭に共通する点は
① 近3走中2走以上4角で2番手以内を経験
この条件に該当する馬は
ウインシャーロット
以上1頭です。
*除外対象馬は入れていません。
ただ後方勢から好走した馬はともに5番人気以下。
穴馬も前からとは言い切れません。
「 枠順傾向データ 」
以下が阪神開催となってからの過去2年の枠順傾向です。
これを見ると内からも外からも好走馬が出ていますが勝ち馬は内枠ですね。
ただサンプル数が少ないので…
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると外枠からも好走馬が出ているので外枠が不利になることもないか。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去2年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・キングカメハメハ
・ロードカナロア
・ロベルト系
です。
サンプルが僅か2年なので微妙ですが、傾向的にはミスプロ系代表格のキンカメ・ロードカナロア、そして昨年1・2着のロベルト系ですね。
今回の該当馬は
ウインシャーロット
サブライムアンセム
シゲルピンクルビー
スカイグルーヴ
テンハッピーローズ
ディヴィーナ
フェルミスフィア
ボンボヤージ
ロータスランド
以上9頭です。
*除外対象馬は入れていません。
「 消去法データ 」
消去法は2016年以降の過去7年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走距離1400m以上
③ 前走3勝クラス以上
④ 前走G1出走馬以外は2着以内
⑤ 前走6番人気以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ウインシャーロット
ララクリスティーヌ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走芝1400~1600m
③ 前走上り6位以内 or 4角6番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
サトノアイ
ディヴィーナ
ヒメノカリス
フェルミスフィア
ミスニューヨーク
以上5頭です。
*除外対象馬は入れていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去7年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は13,6%です。
・7歳以上(0・0・0・6)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,0秒以上(0・0・0・26)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・0・33)複勝率0%
・前走馬体重485キロ以上(0・0・0・25)複勝率0%
・前走脚質追い込み(0・0・0・16)複勝率0%
・前走距離1200m(0・1・0・30)複勝率3,2%
このデスデータを全て突破した馬は
サトノアイ
スカイグルーヴ
テンハッピーローズ
ディヴィーナ
ミスニューヨーク
以上5頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)☟
(B) ?????
穴馬1番手はミスニューヨークなのだが、この馬の場合上位人気馬とほぼ同じ扱いなのでそれ以外の馬から挙げます。
1400mに特化して走っているが、この馬の強みはとにかく崩れないこと。
近6走で1着馬との着差は全てコンマ3秒以内という安定性で、3勝クラスでもOPでもクラスの差に関係なく常に大きくは負けない。
これは勝ち切れないという弱みでもあるが、今回は近2走に比べたら超絶鞍上強化。
しかもこの馬の勝ち鞍全てが今回の鞍上が挙げたもので相性は抜群。
久しぶりの重賞挑戦だが期待しても良いかもしれない。
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