今回は京都牝馬ステークス2021の人気馬・穴馬別過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
よろしければこちらの記事もアップしていますので、ご覧ください
・フェブラリーステークス2021予想 上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向
・フェブラリーステークス2021予想 穴馬過去データ消去法と枠順傾向
このレースは阪神競馬場で行われる芝1400m戦。
今年は京都開催ではなく阪神開催となっています。
出走登録馬を見ると疑わしい人気馬がズラリと並んでいる。
さらに悩むのは下位人気馬までも低レベル馬がズラリと並び決定打がない状態。
もしかしたら大波乱もあるかもしれません。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
今年は京都開催ではありません。
よって2011年以降の同コース重賞で今回の条件に近い開幕1~4日目で検索しました。
以下が過去10年の脚質傾向です。
あくまで参考程度ですが、これを見ると意外と後方勢が健闘していることが分かります。
開幕後半ならともかく前半でも差し・追い込み馬は軽視できませんね。
今回の出走メンバーを見ると逃げ馬候補はイベリス・カリオストロか?
他にもある程度前目で競馬をしたそうな馬も多く、流れて後方勢に有利な展開かもしれない。
今回の上位人気馬は差し馬・追い込みタイプばかりなので、展開的には人気馬に向く可能性は多いにあり。
怪しい人気馬ばかりだが、結果的には堅い決着も十分あるかもしれません。
次は枠順傾向です。
こちらも脚質傾向と同じく2011年以降の同コース重賞で今回の条件に近い開幕1~4日目で検索しました。
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝馬は外枠が多く、複勝率でみる中枠付近の成績がイマイチ。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとやや内枠優勢という感じはします。
ただ中枠・外枠も軽視できるレベルでもありません。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
次に血統傾向です。
京都開催のデータは使えないので、阪神開催の2016年以降同コース重賞でサンプル数5レース以上の種牡馬を検索しました。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回推奨血統は
父に
・Fastnet Rock
・フジキセキ
・ディープインパクト
・キングカメハメハ
です。
一応目安として複勝率30%を超える種牡馬をピックアップしました。
参考程度ですが今回の該当馬は
リバティハイツ
以上1頭です。
今回は意外にもディープイント産駒の出走が無く、残ったのはキングカメハメハ産駒のリバティハイツだけとなりました。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
距離が1600mから1400mに変更になった2016年以降の過去5年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走距離1600m
② 前走2着以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去5年で4回。
そしてその4回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は4回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
リリーバレロ
以上頭です。
この馬は上り馬ですが、他の上位勢ギルデッドミラー等の馬達は走りにかなりムラがある。
頭で狙えるかはともかく複勝圏で狙うならこの馬が最も堅実そうではあります。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
こちらも同じく2016年以降の過去5年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走芝1400~1600m
② 前走重賞で一桁着順、OPクラス以下で2着以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去5年で5回。
そしてその5回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は5回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
イベリス
シャインガーネット
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
ペース的には流れそうな感じがするので展開的にはやや不向きかもしれない。
ただ基本的な能力で考えると前走の阪神カップのメンバー相手に6着なら十分威張れる内容。
あとは内枠を引いて自分の競馬をしてくれさえすれば可能性はあると思います。
(B)
展開的にはこの馬に向きそうで、何より距離短縮はベストだと思う。
3走前に負かした相手はNHKマイル覇者ラウダシオン。
その時の距離も1400mで今回はその時以来の同距離レース2戦目。
今回は長期休養明けからの2戦目で前進が見込めます。
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