このレースは京都競馬場で行われる芝2400m戦。
宝塚記念勝ち馬ブローザホーンが登場です。
弱点を挙げるとすれば斤量59キロ、開幕週の後方脚質、過去に好走例がない小柄な前走馬体重428キロ。
もし開幕週で前が止まらなかったら…波乱もあるかも?
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2104年以降の京都開催過去8年の脚質傾向です。
これを見ると先行・差しで8勝、複勝率も高い。
極端な脚質はあまり良くなさそう。
そこで前走脚質を見てみると意外と脚質で優劣がない。
よってピンポイントで調べると…
① 前走G2以下出走馬は前走上り1位 且つ 前走3番人気以内
② 前走G1出走馬は前走4角8番手以内
この条件で(6・6・6・13)複勝率58,0%になります。
この条件に該当する馬は
ディープボンド
ドクタードリトル
ブローザホーン
プラダリア
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると7番ゲート以内までの勝率・複勝率が非常に良い。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見てもやはり中枠枠辺りまでが良い。
ただ今年は登録馬も少ないのであまり影響は無いかもしれないが、過去に12頭立て以下のレースが4年あったので調べてみた。
それが以下のデータ。
何故か10番ゲートの成績が良いが、やはり安定して7番ゲートまでが良い。
上記のデータや頭数を考慮して
1~7番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ハービンジャー
・ストームキャット内包種牡馬
又は
・トニービン内包馬
です。
今年はトニービン内包馬はいませんでした。
今回の該当馬は
シュヴァリエローズ
ジューンアヲニヨシ
スマートファントム
ディープボンド
プラダリア
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走宝塚記念で6番人気以内
② 前走G2クラス以下で3着以内 且つ 上り1位
現時点の予想オッズは3強構成となっているので、予想オッズ3番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ3番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
ブローザホーン
プラダリア
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離2000m以上
② 前走G1出走馬
③ 5歳以下で前走3番人気以内
現時点の予想オッズは3強構成となっているので、予想オッズ4番人気以下馬を穴馬として扱います。
予想オッズ4番人気以下馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
スマートファントム
ディープボンド
ドクタードリトル
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は9,6%です。
・関東馬(0・0・0・12)複勝率0%
・牝馬(0・0・0・11)複勝率0%
・前走間隔4週以内(0・0・0・8)複勝率0%
・前走国内G1出走馬を除く8着以下(0・0・0・32)複勝率0%
・前走国内G1出走馬を除く敗戦馬の着差0,9秒以上(0・0・0・33)複勝率0%
・前走国内G1出走馬を除く前走4番人気以下(1・0・0・53)複勝率1,9%
・前走馬体重以外456~504キロ(0・0・0・20)複勝率0%
・前走距離2000~3200m以外(0・0・0・13)複勝率0%
現時点の予想オッズは3強構成となっているので、予想オッズ4番人気以下馬を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
スマートファントム
ドクタードリトル
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
ズブい、ピークは過ぎたという評価が多そうで危険な人気馬扱いされそうだが、データ的には買い材料は多い。
脚質・血統・穴馬消去法推奨馬でデスデータは1項目減点だけ。
京都コースも得意だし、安易に切らない方が良いかもしれない。
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