このレースは中山競馬場で行われる芝2000m戦。
今年の登録馬は僅か9頭です。
過去10年で最少頭数が12頭なので、いかに少ないかが分かります。
先週のシンザン記念は7頭立てで堅い決着。
このレースもそうなってしまうのだろうか。
ちょっと面白味に欠けますね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が中山競馬場改修工事後の過去8年の脚質傾向です。
これを見るとどの脚質も平均的に好走しています。
ただ逃げ馬は若干分が悪く、逆に追い込み馬の好走率が通常より高い。
まあそれでもどの脚質が有利とは言い切れない。
そこで過去8年の勝ち馬8頭中7頭が該当する上り3位以内馬に注目してみた。
上り3位以内で圏内に入った馬は18頭いますが、その内17頭が…
① 前走上り2位以内
この条件に該当する馬は
サヴォーナ
ソールオリエンス
以上2頭です。
今回は前走上り3位以内というの馬がこの2頭だけなんですよね。
人気薄のサヴォーナはともかく、上位人気馬のソールオリエンスは脚質傾向的には特に注目したい1頭ですね。
「 枠順傾向データ 」
以下が中山競馬場改修工事後の過去8年の枠順傾向です。
まず言いたいのは今回の登録馬は9頭。
そしてコンスタントに複勝率が高いのは8番ゲートまで。
有利不利はなさそう。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても8番ゲート以内が安定している。
そしてしつこいですが登録馬は9頭。
枠順で特に悩む必要もないか。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・欧州型種牡馬
又は
・トニービン内包馬
・ロベルト内包馬
です。
過去の好走馬を見るとディープインパクト産駒が不振のようにスタミナ・パワーに長けた血統が好走しています。
今回の該当馬は
シャンパンカラー
シルバースペード
シルヴァーデューク
セブンマジシャン
以上4頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1800~2000m
② 前走3着以内 且つ 上り3位以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ソールオリエンス
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1出走馬 又は 前走距離芝1800~2000m
② 前走G1出走馬以外は上り3位以内 or 4角3番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
グラニット
サヴォーナ
シーウィザード
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は15,7%です。
・キャリア6戦以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走間隔2週以内(0・0・0・11)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く6着以下(0・0・0・28)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,6秒以上(1・0・0・40)複勝率2,4%
・前走7番人気以下(0・0・0・20)複勝率0%
・前走脚質逃げ・追い込み(0・0・0・30)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く距離1600m以下(0・0・0・9)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
サヴォーナ
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)☟
(C) ?????
正直能力的に足りるのか疑問だが、データ的にはこの馬。
前走距離1800~2000mの新馬・未勝利・1勝クラス、この条件で過去10年中8年、5番人気以下の好走馬が出ている
該当馬はこの馬しかいない。
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