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ユニコーンステークス2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは東京競馬場で行われるダート1600m戦。

基本的には紐荒れが多いですが、近2年は二桁人気馬の激走もあり、やや波乱含みのレースとなっています。

今年の登録馬を見ると素質のある馬が多そうで、例年通りの紐荒れレースになるのではないか?

あまり荒れすぎても馬券が難しくなってしまうので、今年こそはチョイ荒れに期待しています。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が過去10年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると上がり3位以内馬が10勝挙げていて、基本的には上がり勝負のレースではないだろうか?

そこで注目は上がり3位以内馬。

圏内馬31頭中22頭を占めています。

この22頭の中でも特筆なのは前走OPクラス以上出走馬で成績は(6・5・3・4)です。

ここから掘り下げていくと好走率が極めて高い条件は…

 

① 前走OPクラス以上で上り3位以内 且つ 3着以内

 

当日上り3位以内で圏内に入った馬でこの条件に該当していた馬は(4・4・3・1)です。

過去10年の全出走馬156頭と照らし合わせても、上記の条件に合致した馬の複勝率は38,2%です。

ですが更にもう一つ条件を加えると更に好走率が高くなる。

それは…

② 前走距離1600m以上

 

この条件で(3・4・4・13)複勝率45,8%まで跳ね上がります。

上記の条件①②に該当する馬は

 

ハセドン
バトルクライ

 

以上2頭です。

 


枠順傾向データ 」

以下が過去10年の枠順傾向です。

 

 

東京ダート1600mのコース形態を考えると基本的には芝部分を長く走れる外枠有利。

ただこれを見ると8番ゲート以内と9番ゲート以降で分けても有利不利が全くない。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると中枠付近からは全く好走馬が出ていないのは気になりますが、全体傾向と同じく内外で有利不利はありません。

 

上記のデータを考慮して

 

枠順有利不利無し

 

と判断します。

一応有利不利無しとしたが、ただ…8番ゲート以内から好走した馬は16頭中14頭が差し・追い込み馬

逆に9番ゲート以降から好走した馬は15頭中10頭が逃げ・先行馬です。

例えば今回の登録馬で見ると先行タイプのジュタロウが外枠、追い込みタイプのハセドンが内枠に入ったら割増しで考えた方が良いかもしれません。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ヘニーヒューズ
・シンボリクリスエス

又は

母父に

・ヘイルトゥリーズン系

です。

種牡馬単体で見るとヘニーヒューズでとシンボリクリスエス産駒が2頭づつ。

それ以外では複勝率で見ても父系で特に強調材料がない。

ただ母父ではヘイルトゥリーズン系の複勝率が高いです。

 

今回の該当馬は

 

インダストリア
セキフウ
タイセイディバイン
ハセドン

 

以上4頭です。

なんか今年の登録馬の父を見ると芝で活躍している種牡馬が結構多いですね。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走2勝クラス以下で1着 且つ 上り2位以内
② 前走OPクラス以上で2着以内 且つ 上り5位以内 且つ 4角9番手以内

 

想定4番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は

 

ジュタロウ
リメイク

 

以上2頭です。

脚質傾向で上がり勝負の傾向が強いといいましたが、過去傾向を見ると前走4角9番手以内で通過した馬がほとんど。

ハセドンは勢いもあり怖い存在ですが、前走4角13番手というのは嫌な材料ですね。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走1勝クラスで1着 且つ 上り2位以内
② 前走OPクラス以上で4着以内 且つ 上り2位以内or4角3番手以内 

 

想定5番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は

 

テーオーステルス
ビヨンドザファザー
ヴァルツァーシャル

 

以上3頭です。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は9,5%です。

 

・キャリア4戦以下(0・0・0・17)複勝率0%
・前走11着以下(0・0・0・11)複勝率0%
・前走12番人気以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走馬体重462~490キロ以外(0・1・0・61)複勝率1,6%
(海外組はデータなし)
・前走脚質追い込み・マクリ(0・0・1・30)複勝率3,1%
(
海外組はデータなし)
・前走国内重賞組(0・0・0・7)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

セキフウ
バトルクライ
ペイシャエス
ロードジャスティス

 

以上4頭です。

このレースの穴馬を馬体重で見ると、何故か前走好走馬体重に偏りがあります。

軽すぎもせず重すぎもしない馬が走ってます。

 


最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(C)(D)☟


中央競馬ランキング

(C) ?????

血統傾向・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。

ダート重賞では勝てないまでも常に上位争いを演じている。

前走はさすがに距離が長かったか?

適距離に戻る今回は十分巻き返し可能だと思います。

 

(D) バトルクライ

この馬の最大の押し材料は脚質傾向で挙げた複勝率45,8%の条件で残った馬であるということ。

端午Sは2番人気で惨敗だったが、前走の青竜Sでは巻き返してハセドンの3着と好走。

人気的にも割と低評価な気がするので面白いかもしれない。

 


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