このレースは阪神競馬場で行われる芝2000m戦。
今年最後のG1レースであり、最後の重賞です。
今年で6年目となるレースですが、ある程度傾向はあります。
それはあまり荒れない。
過去の圏内馬15頭中13頭が4番人気以内。
しかし昨年は穴馬ラーグルフが好走して回収率3000%を叩き出した良い思い出があるレース。
今年も昨年のような大回収を狙っていきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去5年の脚質傾向です。
これを見ると圏内馬15頭中14頭が先行・差し馬です。
よってこの2脚質に注目しました。
圏内に入った馬は14頭いますが、その内13頭は…
① 前走逃げ馬以外
② 前走初角2~7番手
③ 前走4角2~5番手
この条件に該当する馬は
キングズレイン
シーウィザード
ジュンツバメガエシ
ファントムシーフ
モンドプリューム
以上5頭です。
ファントムシーフ以外は全て穴馬ですね。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去5年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は全て10番ゲート以内。
複勝率では8番ゲート以内までが安定しています。
そこで8番ゲート以内と9番ゲート以降で区切ってみると
1~8番ゲートの複勝率は30%
9番ゲート以降の複勝率は9,1%
明らかに内枠の方が良いですね。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ハーツクライ系
・ステイゴールド系
・ディープインパクト
又は
父or父母父or母父or母母父に
・ダンチヒ系
・ロベルト系
です。
ディープインパクトを推奨馬にいれましたが、もうほとんど産駒がいません。
ということで該当馬はなしです。
またこの条件で2018年のサートゥルナーリア以外の14頭が該当します。
今回の該当馬が多いので、非該当馬を載せます。
キングズレイン
グリューネグリーン
シーウィザード
ヴェルテンベルク
以上4頭です。
血統的にはこの4頭はあまり買いたくないですね。
「 消去法データ 」
消去法は2017年以降の過去5年分のものです。
いつもなら上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けていますが、穴馬のサンプル数が少なすぎるので今回は一つにまとめています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走未勝利戦以外
② 前走距離芝1600m以上
③ 前走1着 又は 1番人気で2着以内
④ 前走上り3位以内
⑤ 前走4角2番手以下
上記の条件に該当する馬は
ガストリック
キングズレイン
シーウィザード
ジェイパームス
セブンマジシャン
ファントムシーフ
ミッキーカプチーノ
ワンダイレクト
以上8頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
こちらもいつもなら穴馬だけを対象にしていますが、穴馬のサンプル数が少ないので今回は人気馬も対象にしました。
対象は過去5年分のものです。
・キャリア5戦以上(0・0・0・8)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・8)複勝率0%
・前走間隔4週以内(0・0・1・21)複勝率4,5%
・前走3着以下(0・0・0・18)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,1秒以上(0・0・0・25)複勝率0%
・前走から斤量増(0・0・0・7)複勝率0%
・前走馬体重449キロ以下(0・0・0・6)複勝率0%
・前走未勝利戦(0・0・0・12)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ガストリック
キングズレイン
シーウィザード
セブンマジシャン
ボーンイングランデ
以上5頭です。
上位人気馬から残ったのはガストリックだけです。
今年も穴馬の食い込む余地があるかもしれない。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(E)☟
(E) ?????
あくあで予想オッズだがこんなに人気が無いの?
この馬の父の産駒はこのレース過去5年で2頭しか出走が無いが、(1・1・0・0)で抜群の相性。
また半兄はこのレースの勝ち馬でもある。
データ的には消去法推奨馬で、鞍上も文句なし。
前走は4角2番手から上り最速で3馬身差の完勝。
これで人気が本当に無いようなら、積極的に買いですね。
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