このレースは中京競馬場で行われるダート1800m戦。
今年から名称が変わってプロキオンステークス(旧東海ステークス)となります。
4番人気以内の決着が過去10年で5回と堅めのレースで、近2年は共に4番人気以内の決着。
順番的に今年は荒れる年じゃないですかね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2015年以降の京都開催過去8年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬は劣勢。
またダート戦なら上り6位以下でもある程度好走馬がいても良さそうなものだが、上りは5位以内が良い。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走中央ダートG1で前走上り7位以内 or 4角4番手以内
② 前走地方重賞で前走4角4番手以内
③ 前走中央ダートG2・G3出走馬で前走脚質先行
④ 前走中央ダートOPクラス以下で前走脚質逃げ・先行・差しで上り5位以内
これで(8・7・7・32)複勝率40,7%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
⑤ 前走馬体重539キロ以下
⑥ 前走OPクラス以下出走馬は6歳以下で前走5番人気以内 且つ 前走より斤量2キロ増以上馬は除く
⑦ 前走G1以外出走馬は6歳以下
この条件で(8・6・5・11)複勝率63,3%になります。
この条件に該当する馬は
サンライズジパング
ドゥラエレーデ
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2015年以降の京都開催過去8年の枠順傾向です。
これを見ると最内枠からは好走馬無し。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても特に変わらず。
上記のデータを考慮して
1~2番ゲート不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
2020年以降の京都開催過去3年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・サンデーサイレンス系
又は
母父に
・フジキセキ
です。
2020年以降から圧倒的にサンデーサイレンス系が有利です。
ダート戦の割には珍しいですね。
複勝率はサンデーサイレンス系46,7%、ミスプロ系6,7%、ナスルーラ系14,3%、ノーザンダンサー系・ロベルト系0%です。
今回の該当馬は
サトノエピック
サンライズジパング
ペプチドソレイユ
以上3頭です。
*除外対象馬は入れてません。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1出走馬は前走10着以内で上り9位以内 且つ 牡馬
② 前走G3出走馬は前走4角4~10番手
③ 前走OPクラス出走馬は前走4角2~3番手
④ 前走3勝クラス出走馬は前走4角2番手以内で上り2位以内
これで(8・5・6・2)複勝率90,5%になります。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①or②or③or④に該当する馬は
オメガギネス
サンライズジパング
ドゥラエレーデ
以上3頭です。
前走G3で4角13番手だったカズペトシーンが消えました。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 5~8歳
② 7歳以下馬はキャリア29戦以内、8歳馬はキャリア39戦以内
③ 前走OPクラス以上で距離1800m
④ 前走間隔4~11週
⑤ 前走から斤量±3キロ以上馬は除く
⑥ 前走G1出走馬以外の二桁着順 且つ 二桁人気馬は除く
⑦ 前走G1出走馬は前走上り4位以内 or 4角4番手以内
⑧ 前走G1出走馬以外は前走6着以内で4角6番手以内
これで(1・3・3・2)複勝率77,8%になります。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①~⑥+⑦or⑧に該当する馬は
サンデーファンデー
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は7,3%です。
・4歳馬(0・0・0・12)複勝率0%
・キャリア30戦以上(0・1・0・37)複勝率2,6%
・前走間隔3~12週以外(0・0・0・39)複勝率0%
・前走OP以下で5着以下(0・1・0・42)複勝率2,3%
・前走OP以下で5番人気以下(0・0・1・49)複勝率2,0%
・前走から斤量2キロ以上増、3キロ以上減(0・0・0・10)複勝率0%
・前走馬体重466~499キロ以外(0・0・1・56)複勝率1,7%
・前走脚質先行・差し以外(1・0・0・35)複勝率2,8%
・前走3勝クラス(0・0・0・7)複勝率0%
・前走距離1800m以外(0・0・0・36)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬はいませんでした。
よって10項目中9項目を突破した馬を挙げておきます。
ミッキーヌチバナ
ロコポルティ
以上2頭です。
*除外対象馬は入れてません。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(B) ?????
推奨穴馬に迷ったのでシンプルに考えてみた。
過去10年で5番人気以下から好走した8頭は全て前走OPクラス以上のダート1800m戦。
そして中身を簡単に分けると以下の3パターン。
① 前走G1出走馬(3頭)
② 前走師走ステークスで4着以内 or 4番人気以内(3頭)
③ 前走G3で6着以内(2頭)
脚質や鞍上が心配だが、5番人気以下になりそうな馬で上記の条件に合致する馬はこの馬しかいないんですよね。
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