今回はニュージーランドトロフィー2021の人気馬・穴馬別過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
良かったら桜花賞2021の記事と阪神牝馬ステークス2021の記事もご覧ください。
このレースは中山競馬場で行われる芝1600m戦。
基本的にトップクラスが集まるようなレースではないので堅軸というほどの馬は少ない。
よって荒れるときはバカ荒れします。
ただバカ荒れは困るので程々に荒れてくれるのを期待しています。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が震災のあった2011年を除く過去9年の脚質傾向です。
これを見ると複勝率では逃げ~差しまでほぼ互角。
追い込み馬もソコソコ健闘しています。
過去のレースの決まり手を見ると完全差し決着や完全前残り決着など年によってバラバラ。
こうなると脚質傾向は考えずに展開のみで考えた方が良さそうです。
メンバーも確定していないので何とも言えませんが、出走が確定しているメンバーだけで見ると先行馬と言えそうなのはゲンパチミーティア・シュバルツカイザー・タイムトゥヘヴン・バスラットレオン・ロンギングバースの5頭くらい。
さらに明確にこの馬が逃げると言えそうな馬もいない。
ちなみに今回のメンバーで前走逃げたのはバスラットレオンだけ。
ただこの馬の2勝は前走の1勝クラスと新馬戦で共に逃げ切り勝ち。
今回の鞍上は新馬戦で逃げ切りで勝利した藤岡祐介騎手。
もしかしたら単騎逃げで楽々なんて場面もありそうです。
とにかく現状のメンバーを見ると完全差し決着というような流れは考えにくい。
今年の狙い目は先行勢かもしれません。
次は枠順傾向です。
以下が震災のあった2011年を除く過去9年の枠順傾向です。
これを見ると複勝率では外枠も悪くはないが、勝ち馬の9頭中6頭が8番ゲート以内。
やや内枠優勢かと思います。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると昨年こそ穴馬2頭が外枠から出たが、基本的に好走馬は8番ゲート内に多く集まっています。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ダイワメジャー
・ロベルト系
又は
父or母父に
・ノーザンダンサー系
です。
このレースはディープ産駒の天下というようなレースではなく、ロベルト系やノーザンダンサー系といったパワー重視の血統も多く活躍しています。
今回の該当馬は
アヴェラー
レシュバルツカイザー
スパークル
バスラットレオン
ブルーシンフォニー
ワーズワース
以上6頭です。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
震災のあった2011年を除く過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走2着以内or2番人気以内
② 前走上り3位以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去9年で8回。
そしてその8回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は7回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アヴェラーレ
バスラットレオン
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走クラス500万以上
② 前走4着以内or4番人気以内
③ 前走上り2位以内or4角4番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去9年で7回。
そしてその7回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は6回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ゲンパチミーティア
シュバルツカイザー
スパークル
ユキノファラオ
ワーズワース
ワザモノ
以上6頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
脚質・血統・穴馬消去法の3項目全てで名前が挙がった馬。
2戦目までは全くダメだったが、中山1600にコース替わりしたとたんにいきなり2連勝。
買い要素は十分です。
(B)
このレースはダート要素が強い馬でも好走することがたまにある。
この馬も芝初挑戦ではあるが、兄弟には函館2歳S1着・シンザン記念3着等で活躍したカシアスがいる。
そうなると全く芝適性がないとは言い切れない。
無敗馬でありながら、人気も全くないようなので思い切って狙ってみたい。
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