このレースは中山競馬場で行われる芝1200m戦。
今年は主役と言える馬はいませんが、良いメンバーが揃いましたね。
どの馬にもチャンスがありそうで非常に難解です。
ただ枠順が大きなウエイトを占めると思っているので、枠が決まればある程度絞り込めると思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が新潟開催を除く2015年以降の過去9年の脚質傾向です。
これを見ると追い込みがやや劣勢でそれ以外の脚質で大きな差はない。
ただ勝ち馬で見ると7勝挙げている後方勢に分があります。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質逃げ以外
② 前走国内G1出走馬を除く4角9番手以内
前走逃げた馬は勝ち星無しで複勝率もあまり良くない。
またG1出走馬以外で上りの脚が遅かった馬の好走率も低い。
この条件で圏内馬27頭中26頭が該当する。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 6歳以下
④ 前走から斤量2キロ以上増・減馬以外
⑤ 前走馬体重460キロ以上
⑥ 前走G1出走馬は前走一桁着順 or 一桁人気
⑦ 前走G2以下出走馬は4着以内 or 1番人気 且つ 4番人気以内
この条件で(8・7・5・18)複勝率52,6%になります。
この条件に該当する馬は
ウインマーベル
サトノレーヴ
ナムラクレア
ママコチャ
ルガル
以上5頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が新潟開催を除く2015年以降の過去9年の枠順傾向です。
これを見ると外枠からも好走馬はいるが10番ゲート以内が良さそう。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると11番ゲート以降からの好走馬は1頭だけ。
上記のデータを考慮して
1~10番ゲート有利
と判断します。
ただピューロマジックに関しては枠は関係ないでしょう。
あっという間にインを取ってしまうと思います。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・父ノーザンダンサー×母父サンデーサイレンス系・ノーザンダンサー以外
・父ミスプロ系×母父サンデーサイレンス系以外
又は
母父or母母父に
・ダンチヒ系
です。
昨年は父ノーザンダンサー系の1・2着でしたが、実は複勝率では18%程度で大した数字ではない。
ただ父ノーザンダンサー×母父サンデーサイレンス系・ノーザンダンサー以外だと(1・1・1・4)、父ノーザンダンサー×母父サンデーサイレンス系・ノーザンダンサーだと(1・0・0・14)になります。
また父ミスプロ系も同様で母父にサンデーサイレンス系だと複勝率が一気に落ちます。
今回の該当馬は
エイシンスポッター
サトノレーヴ
ダノンスコーピオン
ビクターザウィナー
マッドクール
ママコチャ
ルガル
ヴェントヴォーチェ
以上8頭です。
*除外対象馬は入れてません。
ビクターザウィナーは父ノーザンダンサー系×母父ノーザンダンサー系ですが母父が小系統で見るとダンチヒ系なので推奨馬に入れました。
「 消去法データ 」
消去法は新潟開催を除く2015年以降の過去9年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で3番人気以内で1着 or 2番人気以内で2着以内
② 前走G1で3番人気以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
サトノレーヴ
トウシンマカオ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 4番ゲート以内
② 4歳以下で前走1番人気
③ 5歳以下で前走キーンランドカップ or セントウルステークス or 北九州記で3着以内 且つ 前走上り2位以内 or 4角2番手以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①or②or③に該当する馬は
オオバンブルマイ
ピューロマジック
ルガル
当日6番人気以下の4番ゲート以内馬
以上3頭+αです。
4番ゲート以内に入った人気薄の馬は高齢だったり多少前走成績が悪くても要注意です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は11,2%です。
・8歳以上(0・0・0・6)複勝率0%
・前走間隔18週以上(0・0・0・6)複勝率0%
・前走海外出走馬(0・0・0・4)複勝率0%
・前走G3クラス以下出走馬で1番人気 or 4着以内馬以外(1・0・0・26)複勝率3,7%
・前走G2クラス出走馬で6着以下(0・0・0・19)複勝率0%
・前走4角9番手以下(0・0・1・34)複勝率2,9%
このデスデータを全て突破した馬は
ウイングレイテスト
エイシンスポッター
モズメイメイ
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A) ?????
昨年秋頃から徐々に距離を縮め短距離馬へとシフトチェンジしている。
それにより1200mに対応できるスタミナとスピードも身に着け、結果も残している。
近2走は斤量面で考えると明らかに不利ながらも好走しているのは買い材料。
特に2走前の相手を考えるとここでも十分やれるはず。
ただこのレースは枠順次第という部分が大きく締めそうなので、最後の決め手は枠次第ですね。
コメントを残す