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スプリンターズステークス2023予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは中山競馬場で行われる芝1200m戦。

昨年は上位人気馬総崩れで、それ以外の年でも二桁人気馬が数多く好走しています。

今年のメンバーを見ても不動と言える馬もいなく、例年のように波乱を前提で馬券を組んでいくのもアリだと思います。

 

そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が2014年の中山競馬場改修工事後の過去8年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると脚質は逃げ~差し、上りでは3位以内の複勝率が高い。

ただ上り1位の複勝率は大したことないですね。

ソコソコの脚とソコソコの位置を取れる馬くらいが丁度良いかもしれない。

そこで前走脚質を見てみると…

① 前走脚質逃げ以外
② 前走4角9番手以内

 

比較的好走率の高い条件を調べると、本番同様に前走ソコソコの脚とソコソコの位置を取っていた馬が良いようです。

ただこの条件では複勝率25,0%しかないので、もう少し条件を追加して絞っていきたい。

③ 5歳以下
④ 前走セントウルステークス・CBC賞・キーンランドカップ・国内G1出走馬
⑤ 前走馬体重466キロ以上
⑥ 前走2着以内

 

この条件①~⑥で(5・4・2・4)複勝率73,3%になります。

この条件に該当する馬は

 

ナムラクレア

 

以上1頭です。

 


枠順傾向データ 」

以下が2014年の中山競馬場改修工事後の過去8年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると外枠からも好走馬はいるが、内枠が良いですね。

ゲートで言うと8番ゲート以内。

 

今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると外枠不利なのが明らかです。

9番ゲート以内までが良いでしょう。

 

上記のデータを考慮して

 

1~9番ゲート有利

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ミスプロ系

又は

父or母父に

・米国産ノーザンダンサー系

又は

母父に

・ナスルーラ系

です。

近3年はミスプロ系より父か母父に米国産ノーザンダンサー系を持つ馬が活躍していて、昨年はジャンダルムが大穴をあけました。

今回の該当馬は

 

アグリ
ウインマーベル
オールアットワンス
キミワクイーン
ジャスパークローネ
ジュビリーヘッド
テイエムスパーダ
ドルチェモア
ナムラクレア
ママコチャ

 

以上10頭です。

*除外対象馬は入れてません。

 


消去法データ 」

消去法は2013年以降の新潟開催を除く過去9年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法6番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走セントウルステークスで4着以内 or G1出走馬

 

今回は4強構成となっているので、予想オッズ4番人気以内馬までを対象とします。

予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

アグリ

 

以上1頭です。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走距離1200~1600m
② 前走OPクラス以上で5着以内
③ 前走G2クラス以上で4角3番手以内
④ 前走G1出走馬

 

今回は4強構成となっているので、予想オッズ5番人気以下馬を対象とします。

予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①+②or③or④に該当する馬は

 

テイエムスパーダ
トウシンマカオ
メイケイエール

 

以上3頭です。

*除外対象馬は入れてません。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は2013年以降の新潟開催を除く過去9年分の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は11,2%です。

 

・8歳以上(0・0・0・7)複勝率0%
・前走間隔18週以上(0・0・0・6)複勝率0%
・前走G3クラス以下出走馬で6着以下(1・0・0・25)複勝率3,8%
・前走G2クラス出走馬で8着以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く11番人気以下(0・0・0・7)複勝率0%
・前走から斤量増減なし(0・0・1・24)複勝率4,0%
・前走馬体重495キロ以上(1・0・1・36)複勝率5,2%

 

今回は4強構成となっているので、予想オッズ5番人気以下馬を対象とします。

このデスデータを全て突破した馬は

 

オールアットワンス
トウシンマカオ

 

以上2頭です。

*除外対象馬は入れてません。

2013年以降の新潟開催を除く過去9年で前走1000m戦から挑戦してきた馬は昨年のマリアズハート(8着)1頭だけ。

オールアットワンスは前走1000m戦でデータ的には要らないとも言えないし、要るとも言えないので残しました。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(A)

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(A) ?????

このレースで好走した6番人気以下馬の7割以上が前走5着以内。

これを最低ラインとして好走しそうな馬を考えたい。

前走はナムラクレア相手にコンマ2秒差の勝負。

近走は斤量慣れしたのか2戦連続好走中。

データ的にもデスデータ突破馬で欠点は少ない。

今回はネームヴァリューで穴人気しそうな馬が多く、この馬は逆に影が薄い気がするので狙い目かも。

 


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